中国に喧嘩を売る安倍普三は愚か者だ
中国の呉副首相が小泉総理との会談を前日になってキャンセルした問題で、自民党のなかでは「失礼だ」「無礼だ」と怒る声が強い。これを受けてか、自民党の安倍普三副幹事長は、講演で「靖国参拝は当然のことだ。中国がどう思おうと参拝すべきだ。次の総理もその次の総理も毎年参拝すべきである」と中国の神経を逆なでし、挑発するようなことを述べた。
この呉問題の直後に、細田官房長官は定例の記者会見で「この問題についてコメントすることは日中両国にとって生産的なことにならないから控えます」と述べたが、細田氏のほうがはるかに、大人であり、デイプロマテックである。
かって、当時の田中真紀子外相がアメリカのア−ミテ−ジ国務副長官との会談を本当に直前になってキャンセルしたことがあったが、当のア−ミテ−ジ氏は「何も気にしません。また会う機会があるでしょう」と述べただけだった。それが大物らしい外交辞令である。
安倍普三氏のように、いきり立って喧嘩を売るような行為は、自分が取るに足らない小者であることを自らさらけ出したようなものである。
村上新八
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