SPEED GRAPHER 第三話
携帯@です。
SPEED GRAPHER第三話「写殺爆撮」について雑感など
^L
■全体を通して
雑賀と神楽の脱出劇。そして一端離れ離れになった後で、お互いの正体について改めて
知るという話です。
神泉の右腕である水天宮が、実は神泉にも秘密を隠し持っていて、何か後ろ暗い計画を
進めていることが明らかに。神泉自身は秘密倶楽部の中身をどうも完全に把握はしていな
いようです。つまりは彼がラスボスということになるのかなぁ。
■どうなってるんだ。このカメラ
六本木地下にある怪しげな秘密倶楽部。
そこで行われた女神様の儀式の様子をカメラに収めた雑賀は、水天宮の命で警備のマッ
チョにより斬られてしまう。
鮮血が吹き出し血が神楽に降りかかり、雑賀はカメラに手を伸ばし倒れる。
儀式を受ける予定だった男は怒り、倒れた雑賀をマッチョから奪った剣で八つ裂きにし
ようとする。特別会員達もそれに同調し、剣を手に雑賀に迫る。
その時、雑賀が目を開く。
左目が赤く染まり顔には何かが取り憑いたように何かが浮き出てくる。
剣を転がって回避した雑賀が、無意識にカメラのシャッターを切ると、儀式を受ける予
定だった男とマッチョの上半身が爆発。血が吹き出る。
テレ東なら確実にNG。そうでなくても透過光で誤魔化すシーンだと思うのですが、血
がプシューと出ている下半身といった描写がそのまんま。グロいんですが、あっけらかん
と作画しているので、実は観ていてあまり気になりませんでした。
水天宮「馬鹿な。奴がユーフォリアだと?」
どうやら雑賀はユーフォリアということのようです。
カメラがどうなってるんだと戸惑う雑賀。
水天宮「何。天然のキャリアだと」
どうやら雑賀がユーフォリアで驚いているのは、その他のユーフォリアというのは天然
では無く人為的に作り出されたものだから、ということのようです。
さてここで予想。この件に雑賀が関わることになった薬事法改正に反対する人々が惨殺
される事件。
ユーフォリアを作り出すのは薬物によるもので、薬事法の改正は秘密倶楽部だけでは無
く、広く一般にユーフォリア因子を持つ者を探すためなのでは…。と邪推してみました。
水天宮は雑賀を殺し神楽を確保するよう命令。
警備のマッチョ達は自動小銃を乱射します。当たらないのは主役特権ですが、この後の
話からすると首から上を吹き飛ばされない限りは当たっても死にはしない気がします。
カメラで天井を爆破する雑賀。シャンデリアが落下し、儀式会場は阿鼻叫喚の大惨事に。
雑賀は女神様=神楽を抱えて広間を脱出。
一方辻堂は床の匂いを嗅ぎ、雑賀達の行き先を既に把握していた。
前回でも嗅覚に優れている場面が出ていましたが、今回のそれはまさしく犬ですなぁ。
■おかしいのはカメラの方では無くて、俺の方か
雑賀の前に立ちふさがった辻堂と警備の者達。
神楽がいるために発砲出来ず、辻堂は命を保証する代わりに神楽を渡すように要求する
が、その言葉が雑賀に神楽といる限り自分は安全だと確信させてしまう。
雑賀は辻堂達の居る場所の天井を破壊し浄水場に向かい逃走する。
逃走の途中、神楽を横たえカメラを確かめる雑賀。
するとフィルムが勝手に取り出されそして別のフィルムが自動的に装填。
そして手とカメラの間には粘液が。
雑賀の傷は既に治りかけていて、雑賀はカメラでは無く自分がおかしくなているのだと
確信する。
辻堂が追跡してくる様子に気付いた雑賀は、扉を爆破し浄水場の橋に。
この時神楽が目を覚ます。雑賀を突き飛ばした神楽は自分の姿が悪夢の時のそれと同じ
であることに気付いて衝撃を受けへたり込む。
雑賀は自分の身体がどうなってしまったのか聞きたかったのだが、神楽は何のことだか
判らない。
水天宮「神楽様の御力により、お前の中に眠る密かな欲望が現実となったんだ」
雑賀「俺の欲望だと」
そこに現れた水天宮は、神楽の力で雑賀の密かな欲望が現実となったと教える。
神楽「水天宮さん。どうして私は、こんな姿でここに居るの? ここは、この姿は、私が、
私が毎晩見るおぞましい夢と同じです。あれは、あんなみだらなこと、本当に私が」
水天宮「神楽様。落ち着いて。それは夢です。あなたは又悪い夢を見ている」
神楽に今この現実も夢だと言う水天宮。幾ら何でも無理あり過ぎ。
神楽「水天宮さん。何をしたんです? あの夢に出て来る人達は、私に何をしたんです?
私、もう…」
もうお嫁に行けないという感じでしょうか(違)。
神楽は、橋の上から身を投げてしまいます。
神楽を助けようとして手を掴んだ雑賀もまた、一緒に橋から落下。
二人は水中へと落下して行きます。
白金「爆撮。いや、写殺能力というべきか。ユニークな力だ」
神楽達を追跡すべく、芝浦ふ頭に高速艇を用意させる辻堂。
儀式に参加していたゴム鞠男、白金は雑賀が落としたフィルムを水天宮に渡す。
水天宮は白金にいざとなったら力を貸して貰うと依頼。白金も倶楽部存続のためならと
それを受ける。
■あの子は、どうしてあんな風に笑ってるんでしょう
水に流された雑賀と神楽は、海上の灯浮標にたどり着く。
もう死にたいという神楽。あの夢が本当なら、私生きていけないと。
神楽の頬を叩いた雑賀は、自分が撮影した写真を使ったポスターの看板に注目させる。
雑賀「あの子の村も家も戦争で焼けた。けど、ああやって懸命に生きてる」
神楽「あの子は、どうしてあんな風に笑ってるんでしょう」
雑賀「自由だからさ」
死ぬなんて簡単に言うなという雑賀。神楽は、私をこのままどこかへ連れて行って下さ
いと頼むのでした。
籠の中の小鳥ちゃんが自由を求めるという話は良くありそうだけど、頼む相手をちょっ
と間違えただけで悲惨な展開になってしまいそう。雑賀は取りあえず大丈夫そうではあり
ますが。
その時、高速艇に乗った辻堂が雑賀と神楽を発見。
雑賀は神楽の手を取り水中に逃げるが、辻堂のライフルの射撃で傷つき、神楽は捕らえ
られ、雑賀は水中へと落ちて行く。
辻堂は水天宮の命令で他の仲間に雑賀の始末を任せ神楽を連れ戻すことに。
神楽に当たると銃を撃たせなかった辻堂。水中に対する射撃で誤射の危険性が高いだろ
うに、その辺りのことは気にしなかったんだろうか。
■ちょっと。あたしは看護婦じゃ無いっつーの
雑賀「俺が…俺が、カメラで人を殺したがってるってのか。糞…ふざけるな!」
ぬれねずみで車を置いてある場所に戻ってきた雑賀。車は駐車禁止の取り締まりを喰ら
っていた。マスター、依頼を守ってくるなかったのね。
トランクから別のカメラを取り出し、シャッターを切ってみると、街頭が爆発してしま
う。自分の密かな欲望がカメラによる殺人であることをもちろん雑賀は認めることは出来
なかった。
銀座ひばり警部のマンションを訪れた雑賀。
ひばりは背後から拳銃を突きつけ、手錠で雑賀と手を繋ぐ。
てっきり、逮捕でもするのかと思ったら、そういうプレイらしい(笑)。
ベッドに雑賀を追いやるひばり。
ひばりたんは黒のスリップ姿でもちろん透け透け。胸の先まで透けて見えてます。これ
までの話をみると秘密倶楽部でも直接描いているシーンは無かったと思いますが、殆ど作
画しているのと変わりませんね。
ひばり「フフ。銃を持たなきゃ濡れない女と、カメラを持たないと起たない男。あたし達
はお似合いね。さぁ撮って。いつもみたいに撮って撮って撮りまくって」
普段からカメラと銃を持ってヤリまくりのようです。
ひばり「あ…まさかあんた。他の女のことでも考えてる?」
雑賀「だとしたら」
ひばり「殺すわ」
どうやら、雑賀の股間が元気が無い状態だったようです。
雑賀が考えている他の女はもちろん神楽たん。
そういう対象では無いとは思いますけど。
雑賀は血を大量に失っていたため、気を失い倒れてしまいます。
ひばり「ちょっと。あたしは看護婦じゃ無いっつーの」
拳銃の引き金を引くひばり。弾は出ません。
要するに、何だかんだ言って愛している雑賀に向けて発砲する気は無いということです
ね。
■これが先生の命の値段です
秘密倶楽部の惨劇の死亡者の一人である森下議員の邸宅を訪れた水天宮達。
議員の死亡を告げ秘密倶楽部における議員の写真を渡す水天宮。
森下議員はSMのMの方だったようです(笑)。
妻「このチンピラ。あの人の命がお金で買えると思っているのですか?」
無料ではとは申しませんと、脅迫と飴で穏便に済ませようとする水天宮。
怒って写真を破り捨てる妻。しかし…。
水天宮「これが先生の命の値段です。先生は既にご高齢。次の選挙では地盤をご子息に継
がせるおつもりだった。世間の憐憫を便乗するならむしろ好機の筈。それに十分な金額だ
と思いますが。それとも写真を公表し、名声まで失いますか?」
水天宮が積み上げた札束は30億円(!)。全て現生なのははっきり言えばギャグなんで
しょうが、領収書の要らないお金なので全く嘘ということも無いでしょう。無刻印の金塊
を自宅に隠し持っていた議員もいたことですし。
…と、ここまでなら不祥事を金とスキャンダルを武器にもみ消したで終わるのですが。
水天宮「ここの馬鹿息子も会員だったな」
辻堂「はい」
水天宮「つぎ込ませて、屋敷毎回収しろ」
かかったお金は息子からがっちりと回収するつもりの水天宮に爆笑。
■お前、本当に神楽に手を出していないでしょうね
神泉「まことに申し訳ございません。ですが、この件の真実がマスコミで報道されること
はありませんので」
秘密倶楽部の常連とテレビ会議中の神泉。
事件は報道されることは無く、空いた議席の補欠選挙は天王洲グループが全面的にバッ
クアップすると約束。そして倶楽部の閉鎖中はその間のケアを責任をもって当たるように
水天宮に言いつけていると言って納得させるのだった。
会員にとっては、空いた議席をどうするかやスキャンダルよりも倶楽部存続の方が大事
なようにみえます。いや、気持ちは判らんでも無いですが(笑)。
神泉「それより何故、神楽があそこに居たのです?」
水天宮「国立先生のご要望で、帰宅途中に寄ったまで。神楽様は倶楽部のことはご存じで
はありません」
神泉「お前、本当に神楽に手を出していないでしょうね」
水天宮「おそれおおい」
神泉「その時は、幾らお前でも」
水天宮に常連会員に話を通したという神泉。
どうやら、神泉は秘密倶楽部の女神様が娘の神楽であることを知らない様子なのに吃驚。
自分自身は秘密倶楽部に顔を出していないということなのかな。VIP会員だけとはいえ、
女神様を目にした会員は多いはず。女神様の存在それ自体まで知らないということは無い
とは思うのですが。
公式サイトみると神泉様の趣味はお茶、お花、エアロビクス等多趣味で秘密倶楽部の変
態趣味は無いそうです。もっとも神楽への虐待が趣味化しているそうです。
それより神泉は神楽が水天宮とくっついていないかどうかの方が気になる様子。
正室が妾のことを気にしているような感じですね。
公式サイトをみると、神泉は元々東日本の経済界の巨人足利氏の妾で、神楽は妾の娘。
足利氏の遺産の一部を元手に今のグループを築いたそうで、その辺りの出自が神楽に対す
る態度に影響していると思われるのですが…。
■神楽様は現実と夢を混同なさっているのです
水天宮「神楽様、貴方には夢遊病の気がおありです。少しこちらでご養生頂くよう、神泉
様に申し上げました」
神楽「夢遊病。水天宮さん、まさかあなたは、昨日のことが夢だったというのですか」
水天宮「神楽様は現実と夢を混同なさっているのです」
神楽が目を覚ますと、そこは座敷牢の中。
水天宮は神楽が夢遊病だと神泉に告げ、座敷牢の中に閉じ込めてしまうことにしたらし
い。
思いっきり嘘バレバレという気がするのですが、神泉は信じたのかな。
■パスワードは引き出しの裏に貼ってあった
その頃、東西通信社では森下文部科学大臣と市川議員が心不全で相次いで亡くなったと
いうニュースで大忙し。それだけで無く芸能人や大企業の役員も病死しているニュースも
入っていた。
雑賀は戸越のパソコンを使ってネットで天王洲グループの情報を収集。
神楽が天王洲グループの一人娘だと知る。
神楽「この写真。雑賀辰巳。あの人だ。この写真を撮った、うう…。あの人は、あの人は
決して夢の住人なんかじゃない」
その頃天王洲ビルの座敷牢の中。
侍女にポスターの写真が掲載されていた雑誌「AREA」を差し入れさせた神楽は、雑
誌の記事から自分を助けてくれた人がフリーカメラマンの雑賀辰巳だということを知るの
でした。
■次回予告
第四話 略奪少女
雑賀「虐げられる女神。自由はフィルムに映らない。次回、スピードグラファー「略奪少
女」予言。籠の中の鳥は、逃げた」
では、また。
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