携帯@です。

Miyakoshi Kazufumiさんの<426FBDBB.2093ED37@tim.hi-ho.ne.jp>から
>ども、みやこしです。

こんにちわ。色々あって書いている余裕が^^;;;;

# でもその間にエマ原作第2巻を漸く発掘出来ました。

>「英國戀物語エマ」第四章「ミューディーズ」
>
>■車は外を走りましょう
>
> で、今回のハキムの新兵器は自動車です。それも、当時はまだ発明されて間
>もない筈のガソリン自動車を、いったいどうやって入手したのか謎ですが、そ
>れを自在に運転するハキム・ガールズもまた謎の存在です(^_^; 自動車の上に
>すっくと直立しているハキムも侮れません。
> しかしこの場面、自動車の勢いでメアリのスカートが捲くれ上がったりと、
>作画も趣味に走ってます。

残念なことに捲れ上がってもドロワーズとベティコートしか見えなかったかと^^;;;

# そこが良いんです! …との声が上がりそうですが。

> また、珍しく真面目に仕事をしている(らしい)所を連れ出される坊っちゃ
>ま。ハキムが「面白いものがたくさんある」と滞在を延ばした理由を聞いて、
>前回の事を連想したりしている辺り、まだハキムに事の真相を訊けていない様
>子です。

どうやって階段を上ったのかの謎はアニメでも明らかとはなりませんでしたか。
それ以前に、ウイリアムの仕事部屋が一階ということにされたのかしれませんけど。

> そして、またもやハキムの手足となって坊っちゃまを自動車に乗せるハキム
>・ガールズ。無言の連携が面白いのもさることながら、彼女らの飾りがたてる
>音が、また芸が細かくて良いです。

鈴の音が鳴ってましたね。

そう言えば、倫敦の街を車で疾走している時、赤旗を先導させないといけないと法律で決
まっているようなことをウイリアムが言ってましたね。……自動車の意味が無いような。
象の方がもっと危険な乗り物だと思うけど。

>■ミューディーズ
> 場面は変わって、エマに本を借りてくるように頼むケリー先生。ハキムの来
>訪は近所の話題になっていたらしく、先生の耳にも入っていました。何故かそ
>の事を謝ってしまうエマに、「あなたが謝る事は無いでしょうけど」と笑って
>返す先生。

 服装が目立っていたようなことを言っていましたけど、普通にスーツだったような…っ
て、そのような上流階級の服自体が目立つのか。本当なら、肌の色が云々というところで
しょうけど。
 そんな調子だと、ウイリアムがこそこそ隠れている様子も全てケリー先生はご存じかも
しれません。

> さらにハキムは、人が出入りしている建物を見つけ、それが貸本屋のミュー
>ディーズと聞くや、そちらに向かって歩きだしてしまいました。慌てて後を追
>う坊っちゃまも大変ですが、自動車+ハキム・ガールズと一緒にその場に取り
>残された、自動車を見てくれたどこかのおじさんも大変です。
> まあこのおじさんの場合、ハキム・ガールズがお相手してくれるようなので、
>むしろ嬉しいかもしれませんが(^_^;

 実際、嬉しそうです。
 それにしても、「お金を持たずに出て来た」って、ウイリアム坊ちゃま…。

> そしてミューディーズ館内。
> 先生に頼まれた本を見つけたエマの耳に、他の女性客が、とある本の前でし
>ている話が入ってきます。
>「不幸な生まれの女性と、貴族の男性が、身分違いの恋をするんだけど…」
> なんかどこかで聞いたような話に惹かれたのか、その本も借りてしまうエマ
>なのでした。

 話している人達がちっとも不幸な生い立ちには見えないのが何とも。
 逆に、本当に不幸な生い立ちの人が読んだら、どんな気分でしょうか。


> 想像するに、先生は、エマに眼鏡を与えたり、読み書きを教えたり(実際に
>はもっと色々な事を教え込んでるというのが後に判ってきますが)と、単なる
>メイドに対する以上の事をしています。ので、おそらくこの会員証も、給与以
>外の一種の「特別手当」として、先生がエマに与えたのではなかろうか、と思
>われます。

 殆ど養女同然ですね。

> で、坊っちゃまの前から急いで立ち去ってしまうエマ。借りた「身分違いの
>恋」の本を隠してしまったり、ミューディーズを出た後も珍しく走ってたりと、
>もう大変です(^_^;

 ウイリアムがいかがわしい本を隠すのはもっともとして、エマの方も本を隠しているの
が何とも。何か、自分の欲望を見られてしまったような気がしたんでしょうね。

>「歩みが止まれば…休息の日は近い…」
> これが何を意味するかは、アニメでも、また後に明らかになる…かも。

 次回予告を見る限り、それは近そうな気が。

# でも、それが起きてしまうということは、第3巻以降の話もするってことだよなぁ。

>■テニス
>
> で、そのテニスの日。
> 妹のヴィヴィー相手に本気を出すアーサーや、勝てないとなると放り出して
>しまうクセに、ハキムが相手をしてくれるとなると一転してやる気になるヴィ
>ヴィーと、相変わらずのジョーンズ家の子供達。

 ラケットの形が違ったり、芝を踏む音が聞こえたりと、色々と描写が細かい。
 それにしてもお嬢様方の服装は、とてもスポーツをするとは思えない服装ですな。

> 一方、そのハキムを品定めしているかのようなレディ3人組は、エレノアの
>友人達であり、グレイスの熱烈なファンです。名前は、濃茶の髪と瞳がイライ
>ザ、前髪を下ろした金髪で碧の瞳がファニー、同じく金髪ですが前髪を上げ薄
>紫の瞳がアリス。ハキム・ガールズみたく「三人でひとり」といった感じで、
>いつも息のあったお喋りをしています。

 彼女達も好きですね。百合で(ぉぃ)。

> プリフェクトの意味を兄達に聞いてもなかなか答えて貰えないコリンが可哀
>相ですが、別に兄達もワザと無視している訳ではなく、単にコリンが、そうい
>う、ひたすら間の悪い星のもとに生まれてしまった、というだけの事です。
> 頑張れ、コリン。泣くな、コリン(^_^;

 コリンが泣きそうになっているのに気付いて慌てているアーサーが何とも。

>という台詞は、聞きようによってはちょっとアブないかもしれません(おい)
> おまけに、坊っちゃまがまたエレノア嬢の手を取り、しかも身体を密着させ
>るようにして丁寧に素振りを教えたりするものですから、エレノア嬢も、周り
>の人達も皆その気になろうというもの。

 普通そういう場合、下心ありあり何ですが、全く無さそうなのが坊ちゃまらしいところ
です。

> ただハキムにとっては、そんな事とは関係なく、坊っちゃまがエレノア嬢と
>うまくやってる(坊っちゃまにその気は無いにせよ)のが気に食わないのか、
>テニスの勝負を申し込みます。

 既に振られた後なので、エマさんを賭けて勝負だ!
 …にはならないんでしょうけど。

> しかし、勝ったのは坊っちゃまだったようです。その夜、メイドのアニーに
>その事を嬉しそうに話すエレノア嬢がまた不憫と言いましょうか…(可愛いん
>ですけど(^_^;)。

 密かにアニーさんに萌え萌えです。

# そう言えば胡座はかかないのかな>エレノア

>■二人にとって素敵な日
> しかし坊っちゃま、ハキムが振られたと聞いて、
>「いや、喜んでる訳じゃ…」
>と言いつつも、明らかに顔は喜んでます。ハキムの言う通り、あまりにも判り
>易すぎです(^_^;

 でもそのお陰で、色々な人が気を遣ってくれます。

> エマを見つけ、今日は物を買わずに出て行く坊っちゃまを見て、
>「今日は二人にとって素敵な日になりそうだわ…女の勘ですけど」
>という店員のサラさんこそが素敵です。

 物落としかけてナイスキャッチ! だったからそう言ったのかなぁ。

> ついには、エマに
>「戻りましょうか」
>なんて言われ、よりによってハキムの事などを話し始めてしまいます。
> まあこの辺りの果てし無く無器用な所が坊っちゃまらしいと言えなくもない
>ですが、エマがハキムを振った事を知っているのを話した上で、ハキムの事を
>「悪い奴じゃないんです」とか言うのは最悪です。これではまるで、エマにハ
>キムと付き合う事を勧めているようにしか聞こえません。

 まぁラブコメで、男が器用に女にこの手の話をすることが出来る方が珍しいと思うので、
これはこれでまた良し。ウイリアムが友達思いだということで。

>「ハキムさんの事なら、この間お返事した通りです」
> このエマの台詞も、おそらくそう思ってしまった故のものではないでしょう
>か。いつものエマらしくない、やや早口で固い口調と、視線を逸らせて俯き加
>減の、やや悲しげにも見える表情が実に印象的です。

 このまま誤解して暫くの間関係冷却化か…と心配したのですが。

> さすがに鈍い坊っちゃまも間違いに気付いたか、慌てて軌道修正します。ハ
>キムが羨ましい、思うままに言葉にしたり行動出来たらどんなにいいか、と。
> それに対して、ジョーンズさんはジョーンズさんのままで、と応えるエマ。
> 本当に良いのか?とツッコミたいのはやまやまですが、エマが良いと言うな
>ら良いのでしょう(^_^;

 ここでストレートに「好きだ」と言わないという展開だったのが印象的でした。

# 普通、こういう展開になったら言うよなぁ。

 しかもそれで想いが通じてるというのが何とも。

>■次回予告
> 第五章「晩餐会」。
> サブタイトルからしますと、原作では、またもや坊っちゃまがエレノア嬢を
>たぶらかす(違)話の筈ですが、予告の絵は、紅茶セットに、赤々と燃える石
>炭に、一葉の写真。この写真は、先生の家の暖炉の上に、坊っちゃまの写真と
>並んで飾ってあるものの内の一つです。写っている二人の話が出る…のかな?

 原作第2巻の「晩餐会のエレノア」かと思って観てみたら…何と、あの話をここで使う
とは! 原作ファンのミスリードを誘うサブタイトルの付け方が見事です。

# しかもあの小道具をこう使うとは! と驚かされ通しです。

>では。

 では、また。

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