Re: 「はくと」で姫路まで
古寺です。
Nakada さんwrote:
> この件に関しては、nideさんの説明のとおり、新幹線の隣接する停車駅
> (およびそれに類する近傍の停車駅間)については「特定特急券」とい
> う特別の自由席特急券を発行することになっているからです。
金額の差に関しては全くその通りで、
>>特急料金の計算式があんまり短距離利用を考えずに設定してあるんでしょう
これはこれで別のところで顔を出しますね。
>>ね。まあ、のぞみの性格から言えばそれで正しいと思いますが。
「のぞみ」の性格からの料金の決めかたに関しては、登場時、さ
らに加えて山陽直通時に「どうだろ?」と思っていまして。基本の
特急料金との「差額」まで遠距離になるほど拡大していきます。
結果としては、短縮効果のある遠距離に対して相応の負担を求め
ているバリュー比例型というか...短距離客を絞り、遠距離での
競争力を重視するというような性格付けはしていませんし、基本
の料金ほど短距離割高とも言えないかと。
登場時から山陽直通後までの時期、差額相当分は一律でもいい位、
せめて、東京(例)対名古屋〜博多は追加差分は同額でもいいんじゃ
ないか?というような趣旨の記事を何度か投稿しました。
上記のような「ひかり・こだま」に対する短縮効果という点では
遠距離になるほど差額を取るのは正解かもしれないですけど、新
幹線そのものの「効果」が薄れる1000km域へ向かって開き続ける
というのもどうかと思うのです。
一方で「のぞみ」登場時の設定主旨や、全体の中での本数比率か
ら言っても、東京〜名古屋利用なんかは割安とする必要もなかろ
うと。
#今は最大600円差になってるので、最初と感じかたが違います
#けど。
> 在来線の特急料金については、キロ数に応じた計算式が明示されていますが、
> 新幹線の特急料金は、実は個別に各駅間で定めた料金表で決められており、
> キロ数に応じた表のようなものは明示されていません(実際はそれに類した
> ものはあるのでしょうが)。
駅間の短い姫路・相生とかで、たとえばこの両駅から新大阪では
(20kmばかり遠いだけの)後者がグンと高くなる、京都だと両駅と
も同じ価格になる...などが生じている所から、かなり距離の要素
は厳密に入っていますね。
国鉄時代、償還が大変そうな東北・上越開業時に、この料金表で
申請というやりかたの応用で、特にルールを定めず東海道より
少しながら割高に出来た...という報道を見た覚えですけど。
厳密に価格格差が見えるのか、個別の料金をあまりまじめに気に
する方じゃないのでよく分かりません。
新大阪から姫路と相生で730円上がる...通常、この距離だと自
由席なんで3割ほどにもなって、かなり大きく感じる(本数の多
い姫路まで車としても、全体の到達時間に差が無く、運賃込み
で1000円ほど浮く)し、両駅間の特定料金は830円区間なので
えーっ?て差なのですけど(^^;
新幹線特急料金の場合、この階段状に上がる段差も含めてかな
り割高なとこが有り、その緩和処置が隣接駅特定特急料金だっ
たと理解しています。ですんで、ベースが近距離割高だからこ
その制度ということでの関係はあるのか、と。
あと「表」に距離関係を超越した調整が入っているんでは?と
いうところに、「のぞみ」が該当しまして。
三画表を見ると分かりますけど、会社境界を跨ぐ新大阪と新神
戸からで、差額が同額になる区間がひとつも無いんです。「の
ぞみ」料金、差額の表ともその停車駅以外のものが有りません
から、偶然じゃないかと思われるかもしれませんがさにあらず。
東京〜新横浜の3駅など「こだま」「ひかり」なら新大阪・新神
戸とも同額ですが、「のぞみ」料金だと差額が付くということ
になっています。
国鉄時代のを継承した関係で、ここで会社境界を一駅跨ぐと
折半が発生し、片方の会社は嫌だろうなぁと思っていましたけ
ど、JR後に新設した「のぞみ」料金ではきっちり、会社境界を
跨ぐことで100円でも高くなるように...
#これも蒸し返しネタだったかな。
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