《年金改革では自由主義による抜本改革の芽さえも出そうに無いではないか。》

政党は国民が願えばなんでもやるのか?

だったら、なんで郵政民営化をするのか?
郵政関係者は『公務員のままでいさせろ』と願っているではないか。
国鉄も電電も保護を受けている従業員はみんな反対した。

老後の保障もそうだ。
保護を受けているものは保護を手放したくないに決まっている。
国民は『国の保障にドップリと漬かっていたい』
『国の保護のままで居させろ』と言うに決まっている。

国民が望めば、それを実現することしかやらない?
『郵政、国鉄、電電の従業員が公務員のままでいさせろ』と望むからと言って、
改革を放棄するのと同じだ。

新聞もマスコミも保護を受けている国民を説得できず、しようともしない。

政治家は国民に逆らって落選するのが恐ろしい。
じっくり解説する新聞はこの際にあたってしっかり働き、国民を説得しなくてはならないが?
『保護を止めろ』と書くと部数が落ちると見える。
したがってどの新聞も『国の保護からの脱却、自立』を言わない。

年金改革では自由主義による抜本改革の芽さえも出そうに無いではないか。