刺し殺された先生はほんとうに良い先生だった・・・・

同僚や校長先生が一斉にそう言うが、
果たしてほんとうだろうか?
大人から見るとそうでも、
子供から見たらほんとうに良い先生だったとは限らない。

ましてや子供はたくさんいるし、性格も千差万別。
すべての子供に平等に良い先生だったとは考えられない。

なのにきっぱりと良い先生だったと、
大人の観点からだけで一方的に決め付けてしまう
そのような独善的に体質が今回の事件を生み出しているような気がする。

大人の観点と子供の観点は違う。
子供にとって良い先生とは、実は大人や校長先生にとっては
さほど評判が良くない場合が多い。

自分で金八先生みたいに思い込んでいる先生ほど、
じつは独りよがりの場合が多く、子供の隠れた傷が見えてない場合も多い。

やはり、このような事件がおきるのは、
学校側に何らかの落ち度がると謙虚に認識し、
その問題を解決するように努力するべきだろう。