"大和猛夫" <nippon_hinomoto@yahoo.co.jp> wrote in message
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> 昔からの各方面の職種が継承されてきたのは分かりますが、
> それを風紀と結び付けて、酒を飲んでもよいというのは
> 話が飛躍しています。

飲酒運転を正当化するわけではありませんが、
それよりも、飲んでもちゃんと運転できる程度にまでしか
飲まないという、自己管理というか、自分の限度を知って、
責任感を育成させるほうが、現実には有効なような気がします。

社会の中にこれだけ飲酒機会が氾濫し、
公共交通の発達した都会に住んでいるんならまだしも、
地方や農村部は完全な車依存社会になってしまっており、
にもかかわらず、飲酒運転の基準は30年前よりもずっと厳しいわけです。
このような環境の中で、何が何でも飲酒したら車を運転するな!・・とするのは
あまりにもストレスが大きく、無理があり、どうしても守れない人が出てくるわけで
す。

もっと、ストレス無しで簡単にだれでも遵守できて、
かつ事故が少なくなる方法を考えるべきだと思います。
そんな通常の社会生活上、守りづらい物を押し付けられ、
違反する人があとを立たず、世の中に犯罪者を氾濫させるのもどうかと・・

今の状態では、酔っ払ってなく、ちゃんと運転していても
酒気がわずか0.15%だったか、検出されれば酒気帯び運転にされてしまうわけであ
り、
それなら一か八かで、好きなだけ飲んで、検問に引っかからないようにして、
裏道を走っていくような連中が必ず出てくるわけです。

やはり、基準は欧米並みに0.5%程度にしておき、
自分自身で酔払い運転をせず、安全運転できる自己管理意識を高めるべきだと思いま
す。
でないと、いつまでたっても飲酒事故は減りません。
日本人はどうも飲酒したら非日常となり、無礼講、気が大きくなりハメをはずし、
酒に飲まれてしまう民族性です。
それを、年中ワイン飲んでいるフランス人みたいに、
飲んでも自重してしっかりとしている文化というか、風潮をつくり、
酒に飲まれず、飲んでもちゃんと運転できる精神と自己管理を徹底するような
責任感を育てるほうが良いと思います。

飲酒運転そのものが問題なのではなく、飲酒運転による事故が問題なのです。
日本社会はやたらルールを守らないだけで必要以上に咎めがちですが、
事故さえ起さず、ちゃんと安全運転できればべつに問題は無いはずです。