絵を描きたい、の一念をも奪いさった、「国家のため」は
いったいいかなるものなのか?

もっとも、たいした考えのもとにあるのではないともいえ
る。勝って苦労が報われれば「国家のため」は生きた事
になるわけだし。問題は負けた場合。「絵を描きたい、の
一念」は見事に何の見返りもなく葬られた事になる。命
とともに。

単に、負けたからであるにせよ、天皇は責任を取らなけ
ればならない。この責任も、単に「負けたから」である。深
く考える必要なし。しかしでてきた結果に対する責任は
厳然としたものでなければならない。うやむやにする事
なかれ。一切の詐欺を排除する!

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Golden Cross