StarShipOperators SE:04
携帯@です。
本記事は、スターシップ・オペレーターズに突っ込みを入れつつ擁護するものです^^;;;;
SE:04「ファイナル・アンサー」について、雑感など
一応、原作第5巻まで斜め読みした上で、原作由来のネタを捕捉していますが、先の展
開については(もうアニメでは出ないと思われる部分を除いて)可能な限り触れていませ
ん。
^L
●あんな小娘がこの王国と戦おうとはな
王国報道官ヘルマンの画策した、アマテラスの内部分裂を狙った策謀は、サンリの愛の
告白により失敗し、ヘルマンはアマテラスの監視任務に就くエルロイ提督指揮の「コンキ
スタドール」に帰還。
アニメでは彼はサンリの父の客船に乗船していたけど、原作ではエルロイの監視任務込
みで最初からコンキスタドールに乗船していました。前回の会議ではヘルマンは艦を使わ
ない戦い方をお見せしましょうと宣言していたのに、しっかり同じ星系内に戦闘艦を配備
している王国。ファレス提督の発言から監視任務に就いているのだと判ります。
量子共鳴通信をコンキスタドールに入れた王国の重鎮、アブキール艦長のファレス提督
はエルロイの見え見えの追従には応じず、アマテラスの現状のみを確認すると、数日の内
に王国の偉大なる戦果を見るだろうと宣言。
闇討ちが偉大なる戦果とは笑わせると言うエルロイ。確かに、潜行艦で戦果を挙げたと
しても、あまり誇ることは出来ません。
ところで「王国」は、ヘンリエッタ星域惑星同盟に敵対する側からの蔑称である筈で、
同盟軍人が自分達のことを「王国」と名乗るのは奇妙。本来の「王国」軍人では無いエル
ロイがそれを口にするのは判るのだけど。設定の違いと言えばそれまでですが…。
●だから、シノンはそういうことに興味もった方が良いってば
休憩中も戦闘配備中も南十字星(サザンクロス)を覗き込んでいるミユリ。彼女は星を
見るために「アマテラス」に残ったのだと言います。様々な理由から「アマテラス」に残
った士官候補生達。その中でも愛のために残ったサンリの「銀河を駆ける告白」に、その
お相手、砲術長のタカイは未だ答えを出していないとの話に興味が無かったシノン。
ミユリはシノンはそう言うことを興味持った方が良いよと話すが、持たなくて良いよとい
うシノンにミユリはため息をつきます。最も、そのミユリ自身が男の子に興味があるよう
に見えないし、シノンちゃんにはミユリちゃんがいるから良いんです(何が?)。
その頃の地球。スターシップ・チャンネル内のタイトル、「自由と艦と若者」は39.4%
の視聴率を取ってはいたものの、プロデューサー氏はそろそろ花火を上げないとと考えて
います。
ええと、前から気になっていたのですが、銀河ネットワークのテロップが日本語だった
のは、放映地域毎にテロップを同時に差し替える技術があるのだろうかと納得していたの
ですが、ハリウッドにある銀河ネットワーク本社(推定)でも日本語を使っているんです
か? 「トップをねらえ」辺りの様に、日本語が宇宙共通語の世界だったりするのでしょ
うか。原作では、英語、中国語、フランス語(最後はフランスのごり押しで共通語になっ
ているので、使う人は少ないという設定に大笑い)だったりするのですが。別に日本語が
共通語という設定であるのならそれはそれで良いのですが、その割には艦内の機材の表示
は日本語化されていないし。
それと、スターシップチャンネルは有料チャンネル(で無いと、経費を稼げない)なの
で、視聴率は余り意味が無いのでは…。
●こんな時だからこそだろう
食堂にたむろする第二、第三艦橋、機関室の面々は、サンリの告白に応えていないタカ
イに、早く応えてやるようにと冷やかす。
タカイは全くサンリの想いに気付いていなかったのに、航宙士のシントを初めとして周
囲のメンバーは皆気付いていたというのはお約束。ユキノかイマリが教えてやれば良かっ
たのに。
シントが教えなかったのは、友達が自分よりもてるのが悔しいからと言うのには爆笑。
冗談でしょうが、中々言えるものではありません。そんな彼と掛け合いを演じているアキ
ホも良い感じです。
何時死ぬのか判らないのに、そんなことを考えられるかよと言うタカイの言葉も真理で
すが、こんな時だからこそだろうと言うイマリの言葉も真理。
狭い艦内に若い男女が押し込められた状況下、どうせ死ぬ時は艦毎爆散してしまうのだ
から、今の内に…とみんなが思うのはあり得る状況。
●資材不足気味なれど航行に支障なく、対象に動きなし。
その頃、艦内の倉庫で携帯メールでどこかに定時報告を暗号化して送信しているのは、
シノンのメル友であるレンナ。スパイでしたか。^^;;;;
ところでこっそり通信する積もりなら、せめて携帯の操作音は消した方が。
このシーンは原作には無い筈で、次回以降の話の伏線として入れたものと推測されます。
とは言え、携帯メールは一体どこに対して送っているのか? 実は原作の彼女に関する設
定を読んでも良く判りません。艦内とは思えないし、艦の外であるとすれば、量子共鳴通
信を使っているので、艦内の通信室を経由している筈。幾ら士官候補生が動かしていると
はいえ、チェックが入らない筈は無いと思うのですが…。
AGIとの間で補給物資調達のための交渉中の補給長の荻野セイ。次回の補給というこ
とは、話の中で描かれていないだけで、既に補給は受けていた模様。ただ、武器中心に補
給が行われていたために、その他の物資が不足していただけで。
この辺りは、原作第3巻で出て来る話で、恐らく次回はその辺りはすっ飛ばしてしまう
のでしょう。女の子にとって確実に必要となる生活必需品が補給されなかったために、時
間の掛かるAGI所有の惑星では無く、手近の惑星国家シュウに行くという展開にはなら
ないのですね(笑)。
# ところで、書類は相変わらず紙なんですね。確か原作では液晶パネルを持ち歩いていた
# はずですが。
セイと出会い、紙コップの箱を手にして無言で微笑むレンナが可愛い。でも、補給長な
んだから物資を勝手に持ち出すのを只見過ごすのは変だと思うのですが。
●宇宙海賊に継ぐ。降伏か、さもなくば死を
戦闘配備解除中の艦内。ええと、コンキスタドールが同じ星系内に居るのに、こんなに
のんびりしていて良いのでしょうか。潜行艦ですら、ワープアウト時には、重力波等から
確実に発見されてしまうのに。実は原作ではコンキスタドールから通信があって、交渉を
希望し交戦の意志が無いことが明らかとなっているんですけど。
リオとアレイが王国が次はどんな手を使って来るのかと話していた矢先、ワープアウト
して来た潜行艦アブキール。ファレス提督からの通信は、「降伏か死を」という古風なも
ので、原作では「アニメみたいだ」とアマテラスクルーの失笑をかっています。
●方法なんてありません。気合いを入れて探すだけです
敵艦出現を受け、対策を協議する艦内首脳陣。敵艦、潜行艦アブキールは、王国第2戦
闘艦アクティウムの後継艦として建造された新型艦。アクティウムはそのステルス性能を
生かしてその生涯で5隻もの宇宙戦闘艦を沈めていて、後継艦の実力は推して知るべし。
その戦歴をすらすらと暗唱するシノンちゃんの記憶力は流石。
ところで「王国」の戦闘艦は基本的に過去の海戦の名称から持って来ているのですが、
アブキールの海戦なんて又マイナーな。^^;;;; いや、ナポレオンのエジプト遠征時の戦
いなので、有名と言えば有名か。
アニメでは描かれていませんが、潜行艦はステルス性能を高めるために武装、装甲を削
っているとのことで、シントが指摘した通りその戦術は近くまで近づいて装甲の弱点であ
る側面や背後の非装甲部をレーザーキャノンで射撃するというもの。遠くからプラズマキ
ャノンだと着弾までにタイムラグがあるので、反撃されてしまうということなんでしょう
ね。レーザーなら視認と着弾が同時ですから。
敵が潜行艦と知り、厄介なことになったとキスカ。カミオカの光電子増倍管が壊れたま
ま…前回修理した筈との突っ込みは当然。そもそも、カミオカはありとあらゆるニュート
リノを検出するため、それがどこから由来するのか判らないので結局役立たず…というの
が原作の描写でした。
それなのに何故壊れたままという設定にするのかと思ったら、「単価の低い資材は後回
しにされ勝ち」という荻野さんの先程の会話の意味を説明するためだったようです。容積
の限られた輸送船で資材を運んで売却するので(補給物資にアマテラスは代金を払ってい
るのです)、どうせ売るなら単価の高い物を売ろうということです。ちなみに原作では、
第3巻で嵩張り高価な装甲板「スカラベ」ばかりを運んで来た影響で、日用品を一切搭載
してこないというポカをAGIがやらかしていました。
潜行艦をどうやって見つけるか。シノンにしては珍しく、「気合いを入れて探すだけ」
と言い出しました。もっとも、信頼する幼なじみの観測員、ミユリが居るからと言うのが
大きかったようですが。
●あの馬鹿、感化されやがって
恒星間望遠鏡「南十字星(サザンクロス)」の部屋に機材を運び込んでいるシノンと第
三艦橋のレンナ、アキホ。わざわざ機材を運び込まずとも、ネットワークで繋いで別所で
モニターすれば良さそうな気もします。原作小説ではオペレーターズ達はそれぞれ自分の
持ち場でミユリの観測データの分析を行っていたのですから、単純にオペレーターズ達を
一所に集めたかったという演出上の意図があるのでしょう(笑)。
イソップによる潜行艦の出現ポイントの予測(「ダウジング」というのが中々)、ワー
プアウトして来た敵艦は目的地に向けて加速した状態でワープして来るので、進路が予想
出来るのだとか。
ミユリの観測能力を以てしても、姿を捉えることは出来ない潜行艦。アマテラス位フォ
トンを放出してくれれば…とミユリが発言していますが、アマテラスは大型でバランスの
取れた万能艦である反面、ステルス性能は皆無に等しく運動性能に劣る欠点があるという
設定があります。
敵艦が戦闘距離に入ってくるまで五日から十日。通信は即座に届いてワープ航法も実用
化されているのに、星系内には重力の関係で直接ワープして来られず敵艦を探知してから
接敵するまで何日もあると言う「間」が本作の宇宙戦闘の特徴です。
潜行艦なんて絵にならねぇなと言うプロデューサー。宇宙版恋愛ドラマには興味無いっ
て、小説版ではシノン達をバラエティにライブにとこき使っていたじゃないですか!
ディータの方は何時も一緒にいる所為か、オペレーターズに同情的。そう言えば小説で
はプロデューサーも乗艦していた筈なんですが。
●ねぇミユリ、ちょっと根性入れてくれる?
背景の星々が明るすぎると嘆くミユリ。それを聞いて、シノンはあることを思いつく。
その思いつきを話す前に、ミユリに根性を入れてくれるように頼むシノン。それに対する
ミユリの回答とシノンの反応が良いです。
ミユリ「もう何でも言って頂戴。今のテンションなら、百万匹の蟻を相手に…。ダルマさ
んが転んだって遊んでやれるわ」
シノン「素敵!」
この時のシノンの反応が彼女らしく無いと思う人が多かったでしょうが、これはシノン
が彼女の前だけで見せる素顔です。原作小説のこの後の記述が凄くて、
「抱きついてキスをしたいくらいだった。彼女が男なら、処女を捧げても良い」
…だそうで、彼女の頬の赤面にはそう言う意味があります。基本的にシノンはノンケな
のですが、ミユリ相手に限っては怪しい……。
●サンリの愛のために!
シノンの作戦は敵艦の予想進路を計算して散光星雲をバックにするようにアマテラスを
移動、ステルス艦があらゆる光や放射を遮るであろうことを前提に、敵艦の「触」を探そ
うというもの。確実ながら極めて困難な作戦。ミユリはあんみつ二杯で手を打つ。と言う
か、アマテラスの食堂に「あんみつ」があるのか…。
キスカ艦長の許可も得てアマテラスは移動、ミユリ達オペレーターズ9名は潜行艦探索
の任につく。円陣を組み気合いを入れようとする時、合い言葉を何にしようとしている
シーン、合い言葉が「サンリの愛のために」と言うのは小説と同じなのですが、提案した
のがアレイだとか、合い言葉の後でサンリが「え〜」と悲鳴を上げているアニメオリジナ
ル演出が良い味を出していますね。
●蟻さん、蟻さん、どこかしら♪
敵艦が存在すると予測される領域を256のエリアに分割、10秒ずつ光学観測を実施×2
回を行い1巡目と2巡目の比較をミユリ主任観測員が行い、違和感を感じたエリアをオペ
レーターズが拡大精査するという、壮絶に地味なオペレーターズの戦いが始まった。
ミユリ「蟻さん、蟻さん、どこかしら。都会の蟻さん、温泉好きで、田舎の蟻さんサウナ
好き…」
ミユリは集中すると、無意識にこのように呟く癖がある…と小説でシノンがミユリの精
神の在処に不安を感じたキスカに説明しています。
アニメでは説明されていませんが、ミユリは画像を記憶する能力に秀でていて、どんな
些細な画像の違いも見逃しません。
しかし違和感を感じたエリアはトラファルガーの残骸。もちろんこれらは、逐一記録さ
れています。
宙に舞う弁当に紙コップ。幾ら何でも、無重力空間なのに、重力区画の食堂と同じよう
なトレーやカップが宙を舞っているのは変じゃないか? また、ゴミ箱位用意されていな
いのか? …という突っ込みは取りあえず勘弁しておきましょう。原作小説では「作戦開
始から四十時間」だそうですので、一同疲れ切っています。
# オペレーターズだけで無く、このシーンだけ作画も疲れているような。
しかしミユリは観測エリアを倍、512に分割することを指示。観測を再開します。原作
では最終的に1,024まで分割していますが発見出来ていません。
そんな時、タカイがミユリ達の様子を見に来ます。原作ではオペレーターズが一所に集
まることは無く、第二艦橋のオペレーターズを激励しただけです。
シノンがタカイのプラズマキャノンの準備の発言を聞いて、魚雷を使う作戦を思いつく
件もオリジナルだったかな。
●良くまぁ、次から次へと反対意見が出て来るわねぇ
シノンの作戦は、魚雷を一定間隔で発射、爆発させて爆発の閃光で潜行艦を背後から照
らし出そうというものだった。
それに対して、敵艦の手前で魚雷が爆発したらどうなると疑問を提示するキスカ。デ
ィータは反対意見を次々と出すキスカにあきれ顔。ここで意外なのが、リオがそれが神崎
君の良い所と庇ったところ。キスカはリオの従兄弟なんですが、それは別として、キスカ
の能力(官僚としては優れている)をリオは評価しているということでしょう(…原作で
もリオはキスカの事務屋としての能力を買っていました)。
実はディータの台詞はアニメオリジナルです。原作のこの時点ではキスカは本当に嫌な
奴としか描写されていないのですが、後の巻に進むとキスカの本当の姿がシノンにも見え
てきて、嫌な奴でも無くなっている(でも、相変わらずの行動ですが)ので、この変更は
適切でしょう。
仮に前方で爆発しても、光の反射が少しでもあればミユリが観測してくれるということ
でキスカも納得(原作では)、魚雷の価格を気にするキスカ。荻野セイが何故ここに居る
のかと思ったら、魚雷の値段を答えるためだったんですね。一発20億ポイント、残弾は50。
合計1,000億ポイント。しかしプロデューサーは派手にやってくれと乗り気。花火を打ち
上げたがっていたのでそれは当然か。
スターシップ・オペレーターズ世界の通貨単位である「ポイント」原作では惑星キビの
通過単位は円で、基軸通貨はドル(1ドル=100円)。現在の貨幣価値とほぼ同様なので
すが、原作と比較すると1ポイント=1円換算となっています。つまり魚雷1発=20億円
で1,000億円の宇宙花火です。
# 原作の初版では、1兆円と記述するミスがあったそうですが、現在の版では1,000億円
# に修正されています。
ところが、SE:03でサンリが違約金の額を1億ポイントを超えていてと発言しています
が、こちらは原作では1億「ドル」。1億円程度なら、サンリの実家なら余裕で払えるし、
会社を売り払えばクルー全員の借金を払えることでしょう。100億円だからこそ、一生か
かっても払えない額だとクルーは諦めているだけで。
タカイの要請でユウキ技術士官がイソップで敵艦に対する魚雷投射パターンを演算。彼
女の発想はまさに多次元的とイソップに話しかける台詞も改変されていますね。
●お疲れ様。そしてお見事でした
コンキスタドールで、アマテラスの魚雷炸裂を知ったエルロイ提督。ヘルマン報道官は
残された時間の中で最大限の抵抗をしていると切って捨てますが、エルロイ提督はそうは
思わなかったようで。
# 潜行艦を発見するのに最適な手段を取ったと原作では見切っています。
敵艦発見シーン。実はアニメ版で追加されたシーンです。小説ではこの辺りは全て省略
されていました。それにしても、敵艦を見つけてから第二艦橋に戻って行くユキノ達…本
当に、何のために一カ所に集めたんだか。
発見された位置からイソップの算出した(推測)敵艦の回避運動に合わせて手動で照準
を補正、タカイはプラズマキャノンの一撃でアブキールを撃沈。
# この一発を撃つまでが長い作品ですね。
サンリに対して、返事をもう少し待ってくれるように頼んだタカイ。もう少し真面目に
考えるからと。
# 意外と、マジ惚れされると反応に困ってしまうらしい。
サンリ「あんなことして、私凄く恥ずかしかったけど、何だか凄く気持ちが楽になりまし
た。返事、待ってるから」
この後に彼女らしい謝罪の言葉が続くのですがこちらでは無し。この後のサンリの描か
れ方を考えれば、それでも良いかも。
●遂に本格的な戦争ね
王国はアブキールの喪失とファレス提督の戦死を公表。アマテラスを宇宙海賊と糾弾す
る。
その影響でフェニキア星系から離脱を迫られたアマテラスは、間宮前総理の助言を得て
レッドドワーフ星系で王国に対抗している惑星国家シュウに向かうことに。
ここまでは、予言通りに来ているというリオとキスカ。最後まで予想通りだと良いんだ
けどね。一体、黒幕は誰なんだ…という辺りで今回はここまで。
●次回は…
グレート・エスケープ前編
初の前後編。でも娯楽編はやっぱり無いのかなぁ。
では、また。
--
携帯@ mailto:keitai@fa2.so-net.ne.jp
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735