《決戦に負ければ戦場になるのは当たり前》



蒋介石は上海郊外に、ドイツ軍人指導の下、ゼークトラインといわれる、要塞を建設し自信満々だったのだ。

蒋介石は50個師団をここに集結し、30万人の日本軍に決戦を挑んできた。

兵力も日本の5個師団に対し50個師団。

装備もチェコ機関銃装備など勝っていた。



蒋介石は準備万端整え、挑発したのだ。

戦争を仕掛け、手を出したのは蒋介石じゃないか。



こうして、上海郊外で2ヶ月にわたり決戦が繰り広げられた。

この決戦の状況は台湾の忠烈祠にも刻銘された歴史上の事実だ。



決戦に負ければ沖縄にみるように戦場になるには当たり前だ。

中国に被害を出したからいけない、ということは、この決戦に日本が敗北すればよかったということと同じだ。



日本が敗北していたら?

戦場になったのは日本領土の方だ。

戦後の悲惨な引き上げ劇が、満州朝鮮で繰り広げられただろう。



日経の主張は日本が負ければよかったという主張だ。

正しいようで正しくない主張だ。



世界の非常識でしかない。