KURAU Phantom Memory 21st Reaction
携帯@です。
KURAU Phantom Memory 21st Reaction 「凍り付いた河」について雑感など。
# やっと追いついた…。
^L
■才藤の過去
才藤「2053年。紛争とテロは全世界に波及。2059年。主要12ヶ国は停戦協定を樹立。同時
に、GPOが設立される。しかし局地的な紛争は続き 加えて各国の復興途上地域の
不満はその政府へと向けられ 民衆は暴徒と化し、各機関に襲いかかった」
今から50年前、世界で紛争とテロが広がり、その停戦を機会にGPOが設立された。し
かし局地的な紛争は続き、復興途上地域の不満から暴動が発生。若き日の才藤は、暴徒か
らのロケット弾の攻撃により同僚を失う経験をしていた。
現GPO長官、才藤はその頃の夢を見ていた。才藤は本部直属の部隊と共にGPOの輸
送機でスイスへと向かっていた。
その頃月の研究施設では天箕博士の研究によりリナクスに冒された左腕が完治していた
市瀬が、天箕に娘の身体を占拠しているリナクスが憎いのだと指摘、リナクスを娘の身体
から排除すべきだと言うのだった。
# 50年前の戦争の話は何度か出ていましたが、テロと紛争が全世界レベルに拡大したもの
# なのですか。暴動のプラカードからして日本でも相当な被害があった模様。どさくさに
# 紛れて北方領土まで戻ったいうことは、ロシアはもっと酷いことになっていそう。住居、
# 食料や職を求めるプラカードに混じって有事立法粉砕というプラカードがあるのには苦
# 笑するしか。今が有事なのに…。
# ロケット弾発射のシーン。催涙弾でも発射するのかと思ったら、大爆発なので吃驚。日
# 本の治安もボロボロだったんですね。
# 前々話で登場した人造リナクス製造装置、過去の話かと思ったら天箕博士が市瀬を治療
# してしまっていて、その後の話だったらしい。あれが完治出来たのだとすると、サナト
# リウムにいた事故によるリナサピエンもみんな完治している頃かな。
■勇敢なクリスマス
ヴィント「私はこの世界を壊したい訳ではない。貴方の身体を少しだけこわしたい。リナ
クスを溢れさせるためにね」
夕陽の中アルプスの上空を飛行するクラウ達。ダグとアヤカも車で二人の後を追う。
元々GPOの人間であるヴィント達がリナクスを植え付けられているとは言え、あそこ
まで酷いことが出来るのかというダグは、リナクスの意志で動いていると聞かされても、
クラウとクリスマスとは全然違うと言う。
気配の先には山中の雪原に立つヴィントが一人でいた。
レーゲルの行方を聞かれてもとぼけるヴィントに、あなた達を元の世界に還すと言うク
ラウ。もうこれ以上、この世界を壊すことは許さないと。
ヴィントはリナクスを溢れさせるためにクラウの身体を壊したいと言い、クリスマスは
クラウの前に立ちふさがる。
すると雪崩が発生。上空に逃れるクラウ達だが、雪崩の中からリナクスの光が現れ、ク
リスマスはそれに飲み込まれてしまう。
その光はレーゲルのもので、クラウはヴィント、クリスマスはレーゲルとそれぞれ戦う
ことに。
ヴィントの攻撃により、背中に傷を負うクラウ。
この世界に出ることがリナクスにとってどんなに危険かというクラウ。だがヴィントは、
広がる喜びを知ることが出来れば、構わないという。
力をセーブしなければならないクラウは苦戦しつつもヴィントの横を通り過ぎクリスマ
スを助けに向かう。
# ヴィントの前に立ちふさがるクリスマス。以前なら実力とは無関係に勇気を見せている
# と捉えるシーンですが、ここ数話でクラウなんかよりずっと頼りがいがある存在となっ
# たような。
■広がる喜び
クラウ「ぐ…。そんなことさせない。リナクスをこの世界に溢れさせはしない。判らない
の? この世界に出ることが、リナクスにとってどれだけ危険か。沢山のリナクス
が死んでいるのよ」
ヴィント「それでも構わないじゃないか。広がる喜びを知ることが出来れば」
戦うクラウとヴィントの姿を目撃したダグ。アヤカは武器を渡すために車を止めるよう
に言う。アヤカがダグに渡したものは、リナクスを殺さないよう出力調整した携帯用AR
システムだった。
クラウとヴィントの戦いはクラウが劣勢で、崖に叩き付けられたクラウはヴィントに首
を絞められてしまう。
リナクスにこの世界を壊させはしないというクラウに、リナクスの貴方が何故というヴ
ィント。リナクスだが、それでもこの世界を絶対に守るというクラウをヴィントを壊して
しまおうとするが、ダグが発射したARシステムがヴィントを捉え、ヴィントは気を失う。
ダグと合流したクラウは、怪我にも関わらずクリスマスを探しに歩き出すのだった。
# アヤカは休暇中であるにも関わらず、ARシステムをこっそり(?)持ち出したという
# ことか? ザルな備品管理ですね。
■クリスマスの大切な人達
クリスマス「私もリナクスが何で広がっちゃ行けないのか判らなかった。でも、今は判る。
私達リナクスが広がることで、この世界の人を奪ってしまう。だから、だから本
当はいけなかったの。私もこの世界に出て来ては」
(中略)
クリスマス「私にとってこの世界は、クラウだけが全てだった。でも今はそれだけじゃな
い。私を愛してくれた。私が愛した大切な人達が一杯居る。だから私は守るの。
この世界を大切な人達をクラウを!」
雪の中から出現したレーゲルとクリスマス。レーゲルの攻撃を回避していくクリスマス。
レーゲルは、クリスマスからリナクスを溢れさせても良いと言う。
クラウの指示に従い、クリスマスの居る方向に車を飛ばすダグ。
気を失って眠っているヴィントを目覚めたら元の世界に戻してあげるというクラウは、
リナクスを戻したら、元の人間に戻ると言う
レーゲルにリナクスが広がってはいけないというクリスマス。リナクスが広がることで、
この世界の人達を奪ってしまうから、本当はこの世界に私も出て来てはいけなかったのだ
と言う。
今更何を言うというレーゲルは、アヤカの車が到着するとクリスマスを捕らえて人質に
するが、クラウがクリスマスを救出、アヤカが発射したARシステムは命中せず、クラウ
を攻撃するレーゲルをクリスマスが防御すると、クリスマスのこれまでの記憶がレーゲル
に流れ込む。
この世界はクラウだけが全てだったが、今は私を愛してくれた、私が愛してくれた人が
一杯居るから、この世界を守るというクリスマス
レーゲルは流れ込んだ記憶を受け入れきれずに逃げ出してしまう。
逃げ出したレーゲルは、人間だった頃のレーゲルの記憶を思い出していた。
# おおっ。クリスマスがレーゲル相手にまともに戦っている。…ひょっとしたら、レーゲ
# ルが手加減しているだけかもしれませんが。
# 眠っている間はリナクスを元の世界に戻すことが出来ないという制限が明らかに。自分
# の力で無いと動くことが出来ないからかな。でも、逆に戻るまいと抵抗されたら、元の
# 世界に帰ることが出来るんでしょうか。
# この世界に出て来てはいけなかったとクリスマスが断言しちゃいました。でもクリスマ
# スにとってこの世界がクラウが全てでは無くなったように、クラウ達もこの世界の一部
# になっていると思うのですが、どう折り合いをつけるのでしょうか。しかしここに来て
# クリスマス、完全に主役の座をクラウから奪ってます。
# 触れ合うと記憶が混ざり合うシーンが再び。それに伴い、レーゲルの記憶まで蘇ったみ
# たいです。やはりリナクスの意志だけでは無く、元の記憶も混じるんですねぇ。
■人造リナサピエン部隊登場
アヤカ「あ…。あなた達、何をしに来たの? ここに、何をしに来たの?」
取りあえず一端町に戻ろうとしたダグ達。弱り発光していたクラウの身体はクリスマス
によって癒され、クラウは目を覚ます。
その時周囲で爆発が発生。煙が晴れると見慣れない戦闘服を来たGPOの部隊にクラウ
達は包囲されていた。
アヤカは何とかすると自ら進み出て、隊長に対して双子のリナサピエンの兄を確保した
と告げ、搬送を依頼する。
クラウと対もそこに居るのではと聞かれたアヤカは、それを認め自分の車で搬送すると
言うが、そもそもこの部隊はリナサピエンを搬送するポッドが存在しないことに気付く。
何をしに来たのかと問うアヤカに、隊長は答える義務は無いと言う。そして彼の合図で
一斉に戦闘服の部隊がクラウ達のいる車に向け走り出す。彼らの足にはリナクスの光が見
えていた。彼らはリナサピエンの部隊だったのだ。
# 顔を見せない謎の戦闘服軍団は人造リナサピエン部隊でしたか。試作品はロクに活動せ
# ずに失敗したのに、いきなり24人も登場して実戦投入なんて大丈夫なのか? 戦闘服を
# 脱いだら死んでしまうとか、欠陥品じゃないかという疑いが濃厚。
■次回予告
クラウ「流れてくる。暖かい。これは…これは…クリスマス」
22nd Reaction「闇に瞬く」
いよいよ後はクライマックスに向けまっしぐら…かな。
では、また。
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