"Kaz Hagiwara" <kazhagiwaraspamfree@yahoo.co.jp> wrote in message news:3098ojF2ub2opU1@uni-berlin.de...
> GON wrote:
> > といっても一部の軍産複合体やブッシュ系列の石油会社は石油価格を高値誘導
> > できてぼろ儲けですから、まぁ、構図としてはアメリカ国民の税金をこれら
> > 一部の特定団体へ誘導しているということになりますね。
> 
> そうも言いきれないところがあります。アメリカの場合日本と違っ
> て軍需産業の裾野が広く、風が吹けば桶屋が儲かるかと思うような
> 分野が軍需関連で潤ったりします。こういう国にとって戦争は「失
> 業対策の公共事業」としての性格があります。必ずしも「一部の特
> 定団体」だけが潤うわけでもありません。

軍事産業とその関連企業は結構クローズドだと思うけど。関連企業は
全体からするとほんの一部で多くの企業は全く恩恵に預かれないと
思いますが?全体に関連するとすればその儲かったお金で株式やら
商品やらを買ってくれるか、あるいは設備投資に回してくれたとき
でしょうね。でもきっと使い切れないほどのお金が儲かっているだろう
からそのほとんどは貯金に行ってるだろうと思います。

実際どうなのか調べようがないんで”思う”としか言いようが
ありませんが恐らくそんなところじゃないかと思いますね。

> > そう考えたときの”国益”って何なんでしょうね?
> 
> 内政的には「失業の削減と内需の拡大」、対外的には「(主として
> 石油の)貿易決済通貨をユーロに奪われることを回避し、米ドル価
> 値の下落を防いで、国家財政破綻(破産)の危機を未然に回避す
> る」ことでは?

実際はアメリカの財政赤字拡大でドルの下落に拍車を掛けているわけですが。
失業削減にしてもそれほど効果はないようですし、むしろ貧富の差が益々拡大
するだけで危機を助長しているとしか思えません。一時的な政策は結果、後で
必ずしっぺ返しが来ます。危機を未然に回避どころか危機の準備をしている
ようなものです。