青龍です。

"Yoshitaka Ikeda" <ikeda@4bn.ne.jp> wrote in message
news:cmf7ff$pge$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp...
>>★それは、なぜですか? (年代・性別)
> 30代・男性
>
> イラクの復興は未だその道の半ばである。
> イラクの人たちが現に困っていて、そしてサマワの人たちに対してきちんと感
> 謝される貢献をしているというのに、ここで「期限が切れたから帰ります」な
> どと言い出すのは明らかに人道に反している。だから、派遣期間は延長される
> べきだと考える。

 イラクの復興を理由にするのであれば、自衛隊の派遣延長が
その目的を達成するのに適切かどうかを検討する必要があるの
ではないでしょうか?
 サマワにおける自衛隊の目的の一つである給水活動をみても、
同様の活動をするフランスのNGOの方が遙かに少ない予算で自
衛隊より大量の給水活動を行っています。効率の点からいえば、
自衛隊が給水活動を続けるよりも、NGOに資金援助した方がより
低予算で給水という目的を達成できるでしょう(実際、日本政府も
このNGOに資金援助しています)。
  もちろん、このような見解に対しては、外国人であるNGOの人々
の安全を考慮して、自衛隊がやった方がいいという反論もあるで
しょう。
 しかし、それならば、現地のイラク人に給水車などの道具を供与
し、活動を引き継ぐという方法も考慮すべきです。今のところ警察
やイラク国軍以外のイラク人が、その復興活動を理由に攻撃にさ
れる可能性はかなり低いですし、イラク人に任せることにより雇用
対策にもなります。