"村上新八" <shinpa@cronos.ocn.ne.jp> wrote in message
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>  サマ−ワの自衛隊宿営地を狙った迫撃砲やロケット砲を使った攻撃があった。信
管がなかったりして、宿営地内で爆発したわけでもないから、今のところは警告的な
サインであろうが、実弾攻撃が起こらぬとの保障は全くない。
>  政府は、継続性、計画性、持続性、組織性が認められないから戦闘地域とは言え
ないなどの屁理屈を並べているが、イラク全体が戦闘地域になっているなかで、ママ
ワだけは別だと言うことは通らぬし、回数は少ないがこの攻撃が、政府の言う戦闘の
定義に該当しないとも言えないのである。
>  一方、サマワの自衛隊は人道支援、復興支援に役立っているのだろうか。浄水の
供給のほか若干の医療支援、学校修築、道路舗装などはやっているのだろうが、ほと
んどは宿営地に「引きこもり」なのだと思う。だからムサンナ州知事などの外交辞令
とは裏腹に、期待外れの住民は不満なはずである。また、浄水供給くらいなら浄水器
を引き渡せば住民がやれるのだ。
>  こう見ると、怪我しないようにイラクに居ることだけが目的の自衛隊がとどまる
意味はないのだ。ただ問題は「日本の自衛隊も撤退した」ということが武装勢力に勝
利感を与え、その士気を鼓舞することになるのが困るのだ。
>  12月14日が自衛隊派遣の期限である。期限到来を理由に自衛隊を引き上げれば、
一番簡単である。が、この点が引っかかるから小泉総理は派遣期限を延長するであろ
う。
>  今更撤退はできない泥沼に入り込んでしまったのである。

そして人類は滅亡への最速コースに乗るのである。
自衛隊が日本に移動すれば、日本も外国も滅亡しない。