KURAU Phantom Memory 17th Reaction
携帯@です。
KURAU Phantom Memory 17th Reaction「霧の中」について雑感など。
^L
■知らない方が良い
アヤカ「少女の身元を照会しました。名前はジェシカ・ラングレン。両親は月のリナクス
エナジー発電所に勤務中、あの事故で両名とも消滅。ジェシカは現場に偶々居合わ
せましたが、たった一人、生き残ったそうです」
ジェシカが目の前で消滅したことで力を爆発させたイヴォン。そのまま空中に上昇して
行きながら、助けを求めるイヴォンの手を取ったのは、クラウだった。
ジェシカ・ラングレンの身元を王に報告したアヤカは、少年が何者であるのかを尋ねる
が、王は答えればアヤカの立場も危うくなると言い捜索に出るように命じる。
イヴォンを山荘に匿ったクラウ。ジェシカの名を呟きつつ苦しむイヴォン。クラウとク
リスマスは、イヴォンが対を得たこと、そしてそれを失ったことをそれで知るのだった。
今は動かすことが出来ないイヴォンとクリスマスを残し、フランク叔父の家に向かった
クラウ。
意識を取り戻したイヴォンは、ジェシカが消滅したことを改めて思い出していた。
# 普段はお間抜けなのに、現れてすぐ消滅したジェシカの身元照会は素早いGPO。イヴ
# ォンの正体についてアヤカが尋ねたのは、発信器のことだけでは無くて、ひょっとして
# イヴォンの個人データ自体、まともに存在しなかったということなのかな? 個人デー
# タがあるとすれば、何時リナサピエンになったのかのデータもある筈ですから。
# 了解という言葉を聞くと、今は別の作品のことが思い出されてしまうのですが。
# クラウがフランク叔父の家に行った後で、クラウの真似をして両頬を叩くクリスマスが
# 可愛い。
■真の母娘の如く
クライネ「私にとって、あなたは姉の残した大事な娘なの。クリスマスだって同じよ」
イヴォンを匿ったことで、クライネに叱責されてしまうクラウ。
だが、放っておけなくてというクラウにフランク叔父は、GPOがこの辺りの捜索を終
了しているから安全だと、イヴォンを連れて来るように言う。
山荘に戻ろうとするクラウにクライネは、無茶はしないように言う。あなたは姉の残し
た大事な娘だからと。
イヴォンのためホットチョコレートを作ったクリスマス。
だが、イヴォンの寝室を見ると既に部屋はもぬけの殻。
クリスマスはイヴォンを追い、山荘を出て森の中へ。
王の命令で森の上を指揮車で飛行するアヤカ達。赤外線センサーにも反応は無く、アヤ
カはキムラと地上に降り立つ。
森の中を歩いてイヴォンを捜索するアヤカは王が何を隠しているのかと思う。
そんな時、アヤカはリナクスの光が跳ねているのを目撃し、キムラに本部に増援を要請
するように言うと、自分は拳銃を構え山荘へ向かう。
# クライネ叔母が真剣にクラウを叱っているのが印象的。ああ、直接血は繋がって無くて
# も本当に母娘なんだなぁと感じさせるシーンでした。
# この辺りはGPOが捜索完了したからイヴォンを匿っても安全。フランク叔父の主張は
# 判らないでも無いですが、地元の警察官を一人消滅させ、バスの乗客にそれを目撃され
# ているのだから、安全ってことは絶対無いと思うのですが。^^;;;;
# 「ホット、ホット、チョコレート♪(くるりん)あったか、あったかチョコレート♪
# イ〜ヴォ〜ン」クリスマスのこの一連のシーンが可愛すぎです。後、そのスカートで階
# 段登るのはやば過ぎ。^^;;;;
# 木の根に躓いて転ぶキムラ君。相変わらず情けない。ところで本部に増援を要請してっ
# て、何故増援を要請する必要があるのかを指示することを忘れてますよ、アヤカさん。
■人もリナクスも苦しめて
クラウ「だったらどうして! リナクスを無理矢理イヴォンの身体に入れたの! どうし
て!」
クラウが山荘にたどり着いてみると、クリスマスの姿は無かった。
やや遅れて山荘にたどり着いたアヤカは、台所でホットチョコレートを作った跡を発見。
背後の人の気配に振り返ったアヤカの前に立っていたクラウ。
クラウが生きていたことに驚きを隠せないアヤカに、何故リナクスを追っているのかと
クラウは問いかける。
アヤカの部下も含め、リナサピエンは何人も殺して来たから野放しに出来ない。ならば
何故イヴォンの身体に無理矢理リナクスを入れたのかというクラウ。だが、アヤカは何を
言っているのか判らない。
今は相手をしている暇は無いと、アヤカの拳銃を潰したクラウは、窓から森の中へ。
残されたアヤカは、王にクラウが生きていたこと。そして少年とクリスマスもいたこと
を報告。王はポッドを向かわせることにする。
アヤカは、王が隠していることは、クラウが言っていたことなのかと思うのだった。
# リナサピエンの力が危険だという話はアヤカは何度かしていましたが、人を殺したとい
# う表現は初めてですね。
# クラウが出て行った後で、ホットチョコレートを手につけて舐めるアヤカさんが何とも。
# いや、私も見たら同じことしそうですが。
■イヴォン消滅
イヴォン「クラウ、クリスマス、ごめんね。ジェシカ、忘れたくないよ、君のこと。忘れ
たくないよ」
朝霧の中、湖の岸辺に座っていたイヴォンはどこへ行けば良いのかも判らないという。
イヴォンを追いかけて来たクリスマスはクラウの所に帰ろうと言うが、イヴォンはリナ
クスは対無しでは生きられないという。
対になれなくてごめんねと謝るクリスマスは泣きじゃくる。
イヴォンの手はリナクスに浸食され光っていた。力を使うたびに広がっていて、きっと
僕は消えちゃうんだという。
クリスマスは、自分の力でイヴォンを元の世界に戻せると言うのだが、元の世界にジェ
シカはいるのかと言い、それを聞きクリスマスは泣きじゃくる。
自分が消えたらジェシカのことを忘れてしまうが、元の世界に戻ったらジェシカのこと
を忘れないでいられる。孤独だったジェシカは、僕が消えたらまた独りぼっちになっちゃ
う。
そう思い直したイヴォンは、元の世界に戻ることを決意するが、その前にGPOのポッ
ドが現れる。
ジェシカを殺したのはあいつらだ。イヴォンはGPOのポッドに向けて飛んで行く。A
Rシステムの照射を回避、ポッドの一機に取り付いたイヴォンは湖に落下。
クリスマスは、追って来たクラウにイヴォンを助けるように願う。
イヴォンはGPOのポッドを破壊。あいつらを倒したと言う。
駆けつけたクラウにイヴォンは、ジェシカという対が出来たと言い、クラウとクリスマ
スに酷いことをしたと謝罪する。
そして、ジェシカのことを忘れないよと言い残し、光となって消えて行くのだった。
その様子を見たクリスマスは空中に浮かび上がり、消えないでと言うがイヴォンが消滅
すると衝撃を受け、その身体から大量にリナクスの光を噴出させる。
やがて地上に落下するクリスマスを抱え、地上に降ろしたクラウ。
王はリナクスの光からGPO部隊を待避させる。
リナクスの光はアヤカの乗る指揮車にも迫るが、クラウが光と車の間に立ちはだかり、
リナクスの光を全て吸収する。
クラウは何とか地上に降り立つが、クリスマスと並んで倒れてしまう。
ARシステムを構えたGPOの隊列がクリスマス達に迫る。
クリスマスは立ち上がると、イヴォンは元の世界に還ろうとしていたのにどうしてと叫
ぶ。
クリスマスの身体が発光し始めたのを見て、王はARシステムの照射を命じるのだった。
# ジェシカへの想いを抱いたまま、元の世界に戻ろうとイヴォンが決意。これで素直に戻
# れたのなら救われる気にもなるのですが、GPOのお邪魔虫のお陰でイヴォンまで消滅。
# リナクスの意識にも来世というものがあるのなら、次は一緒に…と願いたいものですが。
# リナクスの力の片鱗が何度か出ていたクリスマス。今度はとうとう飛んでしまいました。
# 更に、リナクスを吸収するだけで無く放出してしまうとは吃驚。クラウもクリスマスも
# リナクスとの世界の窓になってしまっているということなんでしょうね。
■次回予告
クリスマス「リナクスはこの世界に出て来たことを喜んでいた。この世界に来たら、危険
が一杯なのに、何も知らないまま喜んで出て来てた」
リナクスがこの世界に出て来た時の経緯が語られるのかなぁ。
では、また。
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