中国の対日政治工作 70年代から本格化 CIA文書公開 影響力阻止狙う「策略」
http://www.sankei.co.jp/news/041022/morning/22int003.htm
南京大虐殺も従軍慰安婦もすべてシナ共産党のウソ、でっちあげ。
日本の影響力増大を阻止しようとする策略。
http://www.sankei.co.jp/news/041022/morning/22int003.htm
中国の対日政治工作 70年代から本格化 CIA文書公開
影響力阻止狙う「策略」
【ワシントン=古森義久】中国が1970年ごろから日本のアジアでの影響力拡大を
防ぐために、あえて日本の内政に干渉し、日本の軍国主義や帝国主義の復活を宣伝す
るプロパガンダ(政治宣伝)工作を本格的に開始したことが、このほど解禁された米
国中央情報局(CIA)の秘密文書から21日、明らかとなった。
CIAは中国の一九四八年から七六年までの内政や外交を詳しく分析した国家情報
評価の秘密文書約五百ページを十八日に解禁したが、その中には中国の日本に対する
政策や工作に関する記述も含まれている。
七〇年十一月の「共産中国の国際姿勢」と題する文書では、「北京政府は日本の内
部問題への限定的な干渉を進めることを決め、軍国主義復活という帝国主義的な日本
の亡霊を掲げる集中的なプロパガンダを開始した」と述べ、この宣伝工作は「アジア
の伝統的な日本へのおそれをあおり、日本の影響力を断つことも目的とする外交政策
上の策略」だと断じている。つまり、米国としては中国の対日宣伝の非難は事実に反
する「亡霊」づくりとみていたことが明らかにされている。
文化大革命の最中にあった当時の中国共産党首脳が日本に対しそうした動きをとる
ようになった背景の説明として、この文書は(1)日本は顕著な経済実績とアジアで
の積極的役割拡大に向けた米国の支持により、北京にとりアジアで特別な存在となっ
た(2)北京は日本の潜在的な軍事力と大東亜共栄圏復活への意図に懸念を抱き、と
くに六九年十一月の佐藤・ニクソン共同声明での沖縄返還と日米同盟強化でその懸念
を高めた(3)北京はこの声明が日本のアジアでの影響力拡大を奨励したとみて、日
本が米国がアジアから撤退した場合に経済や軍事で中国を抑えてアジアでの主導的立
場に立つことを恐れ、とくに台湾の保護者となることを阻止したいとしている−など
を指摘している。
文書は中国の対日工作の内容については、「日本の指導者、政治、アジアでのいわ
ゆる野心などに対する硬直的で、口汚い攻撃的なプロパガンダ」と述べる一方、中国
が日本への非難を激しくするのは「日本国内での中国側の政治的資産やテコが大幅に
減り、文革の過激な言動のために中国のイメージも極端に悪化したため」、プロパガ
ンダが日本国内であまり効果をあげないからだ、と分析している。
中国の「日本国内での政治的資産」について、CIAの別の中国評価文書は一九六
〇年代の状況として「中国への支援は日本共産党内の少数派の一部勢力や特定の過激
派学生や労組の間に存在する」と述べながらも、日本共産党の親ソ連派に押されて大
きな力はない、としている。
中国の対日宣伝の総括的な効果について、七〇年の文書は「北朝鮮のほかには東南
アジアの一部の人たちを印象づけたかもしれないが、日本人への影響は少なかった」
と総括している。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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