超小型チップのような先端技術がいつの間にか身近かなものになり、消費財分野だ
けでなく、あちこちの生産現場で、さまざまな形でラインに組み込まれようとしてい
ます。しかも、何処で、どんな形でラインに組み込まれるのか、先端技術の多様性の
故に見当もつきません。
 
 競争社会ですから、先端技術であろうと何だろうと、例外はない訳ですが、ここで
も、競争の中で互いに機密を尊重しながら情報の交換をするという連帯が極めて大切
で、先端技術の故に、なおのこと、どんな技術が、どうなったか位は、企業家ならば
最低、知っておかねばなりません。

 嘗ては協会や学会が、技術開発に多大な役割を果たしてきましたが、多発する先端
技術では扱いきれないと思います。まずは古風な「会員の紹介がなければ会員にしな
い」というような企業家の「連帯」が役立つでしょう。そして共用の電子会議室を設
け、責任ある専門家に運営を任せることです。

 この提案は、第一線で忙しくご活躍中の企業家の皆さま方が、同じく忙しくご活躍
中の方々と、先端技術の応用をどうお考えか、どう扱われたかなどを、気軽に話し合
う手段として、何かお役に立てないか、と考えての試みです。

 「先端技術と応用」の概要をブリーフケースに入れ、早速にも「連帯」にご参加願
えますよう Itac Group と呼ぶサイトを Yahoo! の Groups に用意しましたので、ご
覧になって下さい。URL は、つぎのとおりです。
http://groups.yahoo.co.jp/group/itac 以上。
武藤 孟夫