KURAU Phantom Memory 14th Reaction

携帯＠です。

KURAU Phantom Memory 14th Reaction「昨日・今日・明日」の雑感など。

■第二の故郷

クライネ「クラウは、お母さんのことはっきり覚えて無いみたいね。本当に小さかったも
　　　の。きっと、全部を忘れてしまってる訳じゃない。人は、自分の持っている記憶に
　　　助けられることがある。あの子もきっと…」

　10年前、クラウの力を狙う者から娘を守るため、天箕はクラウを研究所から亡き妻、ア
イネの妹のクライネとその夫のフランクの所に預けた。
　「お父さんは何時でもお前を思っている」涙を流して言う天箕と別れたクラウが連れて
来られたのはクライネ夫妻の住むスイスだった。

　宇宙船の爆発に巻き込まれたクラウ達は、かつて育てられたスイスのクライネ夫妻の家
に身を寄せる。
　クリスマスがクラウが家に来た頃に似ているというクライネは、クリスマスと名付けた
理由を尋ねるが、クラウは思い浮かんだのだと言う。

　クリスマスに、クラウから母のことを何か言ってたのかというクライネは、クラウは小
さい頃に亡くなった母のことをはっきり覚えていないが、全部忘れてしまった訳では無い
と言う。

　フランクに自分達がここにいることで迷惑がかかると懸念するクラウ。
　フランクはクラウにここで休むように言う。お前はずっと戦って来たのだからと。

# 以前の話で名前だけ出ていたクライネ叔母さんが登場。ついでに旦那さんのフランク叔
# 父さんも。んなことはどうでも良くて、小クラウが久々に登場したことの方が重要。

# 天箕がクラウを研究所から脱出させた時の経緯が明らかに。事故で死亡したことにして
# いた筈だけど、堂々と駅から列車に乗っていて、お見送りまでしている。更には亡き妻
# の妹の家が行き先と来ては、足取りを追うなという方が無理というものだと思うのです
# が。だから、ずっと監視されていたということかな？

# 第１話の時点では未だぎこちない父娘ぶりだったクラウと天箕博士。でも別れのシーン
# では、天箕もクラウも心から別れたくないと感じている様子なのが印象的。クラウが身
# 体を返す方法は見つけてしまっている訳ですが、クリスマスと一緒に元の世界に戻る方
# 法が見つかったとして、お互いに別れることが出来るんでしょうか。

# 宇宙空間で復活した時には裸だったクラウとクリスマス。ええと、生身で大気圏突入し
# たんでしょうか。^^;;;;

# 前回服が無くなってしまったので、二人の私服が新しくなっています。ずっとこの姿で
# 行くのかと思ったのですが……。

# クリスマスの名付けの理由は、「思い浮かんだんです」ということらしい。クラウが全
# 部を忘れてしまった訳じゃないと言ったクライネ。ひょっとして、クリスマスの名前は、
# 本来のクラウの思い出と何か関連があったりするのでしょうか。


■死亡告知

天箕「王警視正。私にはやるべきことがある。リナサピエン達の治療は私に任せて下さ
　　　い」

　天箕にクラウ達の死を告げる王。
　だが天箕は、クラウはずっと前に死んだのだと言い、王にリナサピエン達の治療を自分
に任せて下さいと言う。

　王は留置中のダグにもクラウ達の死を告げるが、天箕同様、ダグはそれを信じようとは
しない。
　クラウ達が居なくなった以上、留置する理由が無くなったことで釈放されたダグは、ど
こへ行けば良いんだと一人ごちるが、携帯で息子のテッドにかける。

　クライネとすっかり仲良くなったクリスマス。
　クリスマスが寝室に戻って見ると、窓際でクラウがただずんでいた。
　そんなクラウの手に手を重ねるクリスマス。そしてクラウも手を重ねるのだった。

# 海賊船は「搭載した武器の暴発と誘爆により消滅」したと説明した王。ＧＰＯの攻撃が
# 誘爆の原因であることはスルーしたんですな。正当防衛なので別に隠さなくても良さそ
# うなものですが、天箕博士に恨まれたく無いということでしょうか。

# 急に強い意志の目で、リナサピエンの治療を任せるように迫った天箕博士。死を信じら
# れないというより、生きているという強い確信があるということでしょうな。

# ＧＰＯの施設であれだけ大立ち回りしたダグが、クラウが死んだ途端に釈放？　そんな
# 馬鹿な！　リナサピエン絡みの事件というのは、世間一般では存在しないことになって
# いるので、ダグも公式には事件を起こしていないということなんでしょうか。

# 夜の寝室で手と手を重ねるクラウとクリスマス。百合百合〜。クラウを見つめるクリス
# マスの表情が中々。


■出さない手紙

クラウ「お父さん。私はそれまで、考えたことが無かったの。私の力が、誰かの役に立つ
　　　かもしれないってことを。あれからずっと考えています。今、フランクおじさんに、
　　　エージェントになるための色々なことを教わっています。この世界にいる限り、私
　　　も自分の足で立って、自分の手を使って生きて行きたい。そう思う様になりました。
　　　この広い世界のこと、私はまだ、何も知らない。お父さん、私、何時でもお父さん
　　　を思ってるよ。でも、これが最後の出さない手紙です」

　フランクの仲間の調べで、ＧＰＯがクラウ達を探している様子が無いことを知ったクラ
ウ。天箕やダグを探しに行きたいのに、何も出来ないことを気にするクラウにフランクは
今は待つように言う。

　湖の船着き場に座るクラウの所にやって来たクリスマスに、クラウは自分がこの地に来
た頃のことを語る。。

　小さい頃、お父さんに出さない手紙を書いていたこと。
　フランクは元気の無いクラウを気遣い、毎日のようにハイキングに連れて行ってくれた
こと。
　フランクが土砂崩れに巻き込まれたそうになった時、思わず父を傷つけたリナクスの力
を使いそうになり恐怖したこと。
　そしてフランクに、強い力は人を傷つけも助けることもあると教えられたこと。
　それから、元エージェントだったフランクに、エージェントになるための色々なことを
教わったという話をするのだった。

　その話を聞いたクリスマスは、クラウの頭を撫でて、自分がエージェントになることを
決めたクラウを偉いと言うのだった。

# クラウがエージェントになったのは、元エージェントだったフランクの影響があったん
# ですね。足を怪我して引退して、今は車椅子…と思ったら、杖を使ってハイキングして
# いて、しかもクラウが追いつけない程の健脚。…車椅子、必要ないのでは……？

# クラウの頭を撫でるクリスマス。幼妻かと思っていたらお母さんに（違）。


■そいつは、勇気があって、何があっても負けないんだ

クラウ「何時もと何も変わらなかった。空も風も優しく見守ってる気がした。私達を。悪
　　　い予感なんて、無かった」

　フランクに働くことを申し入れたクラウ。フランクは自分が仕事を仲介することを提案
し、クラウ達は喜ぶ。

　地球でテッドと再会したダグ。ダグはテッドに、暫く仕事を休んでテッドと沢山会おう
と言う。そして、自分が知り合ったもの凄く強いエージェント＝クラウの話をするのだっ
た。

　月の研究所を訪れた王。研究班チーフの市瀬が突如研究班を退いたことを不審に感じた
王は、市瀬がリナサピエンとなったことを突き止めていたのだ。
　何故市瀬がリナサピエンになったのかと問う王。だが市瀬は、自分の過失だと言い、口
止めを疑う王に何も知らないと言うばかり。

　町の祭りの警備の仕事に出かけるクラウと共に買い物に出かけたクリスマス。
　その帰りにクリスマスはリナクスの気配を感じる。
　彼女の前にリナクスの光が出現し、現れたのは金髪の少年。
　少年はクリスマスに、君が僕の対だと言うのだった。

# 仕事が出来ることになって頬を叩いて喜ぶクラウ。クリスマスと一緒に頬を染めて喜ん
# でいるのが可愛い。

# テッドと再会したダグ。クラウとの出来事があった後では、直ぐにこれまでの生活に戻
# る気は起きなくて当然かも。親子の絆を改めて深めようということですね。

# 勇気があって、何があっても負けなかったクラウの話をテッドにするクラウ。何だか、
# 最終話でクラウが消えた後のエピローグみたい。

# 市瀬なんてリナクスに分解されちまえと思ってましたが、リナサピエンになっていたと
# はちょっと吃驚。上からの命令で怪しげな実験に従事していた匂いがプンブンしますが
# …ま、自業自得。

# 本部の許可が無いと面会出来ない市瀬に、「許可は取ってある」と口から出任せで病室
# に入って行く王。あの、口止め図っているなら、鍵位かけたら？

# クリスマスを見て本当の妹みたいというクライネ。更に、姉さんが生きていたら何て言
# うかという発言。クラウには本当の妹がいたりしたのかな。

# あれ？　クラウとクリスマスの服が前回消滅した筈の服に戻ってる？　また放浪の旅が
# 始まるという前触れっぽくて嫌ん。

# クリスマスの前に現れたリナクスの少年。それだけなら兎も角、「僕の対だ」には吃驚
# 仰天。百合アニメの筈が普通にラブコメになってしまうのでしょうか。どうしてそう決
# めつけられるのか謎ですが、ゴウに取り憑いたリナクスの片割れがクリスマスのことを
# 勘違いしているのかなぁ。


■次回予告

少年　「警備員さん。大変大変、早く来て」
クラウ「どうしたの？」
少年　「こっちこっち。ほら」
クラウ「これは大事件ね」

15th Reaction「アゲハ蝶の不安」

　次回予告はまったりとした感じなんですが…。
　では、また。

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