放送局主導の授業?
NHKで、著名人が母校を訪れて生徒を相手に「授業」をする番組が
あるが、この「授業」は学校教育の中でどんな位置付けになって
いるのか。
この番組のなかで、集団競技としてスクワットをやって、腰の骨を
疲労骨折した子がいるらしい。学校側は「子供が頑張りすぎるから」
と言ってやめさせようとしたが、「講師」側が「無理はさせない」と言っ
て押し切って子供にやらせたら、案の定頑張り過ぎたらしい。
親が怒っているという報道は見ていないが、「講師」側が生徒に謝る
意向のようだ。
単なる「講演会」ということなら、生徒は「静聴」するぐらいで良かろうが、
実技を伴う「指導」になると、体育の授業で生徒が教師の指導に従う
ように、「講師」の指導に従うことになろう。となるとこれは生徒にとって
は実質的に授業と同じようなものとなるのではないか。となると、「講師」
は、教育実習の学生のように、学校の指示に従うべきではないかと思う。
そして、その「授業」において不適切な指導があったとしたならば、それは
学校に責任が有るのだろうと思う。
それとも、この種の番組に参加することは、塾の授業に参加すること
と同じで、学校は単に場所を貸しているだけなのだろうか。
それとも部活動のようなものなのだろうか。
以上のような事が頭に浮かびました。皆様の話の種になれば幸いです。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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