Shinji KONO wrote:
> 河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

どうもお久しぶりです。

> とはいえ、映画にもでて来た古気象学でしたっけ、今の時期は例外
> 的に気候が安定していて、昔は、もっと不安定な気候だったとかい
> う説もあるみたいですね。生物相の存在が、その安定に寄与してい
> るんだと僕は思うんだけど、人間が関わるとどうなるんだろうか? 

このデイアフタトモローが根拠にしているのは、グリーンランド
あたりで、ずっと氷床のボーリング調査をしている研究者たちなど
の研究成果ですね。１１万年分の気象がある程度わかるとのことです。

で、実際に、ヤンガードリアス期というのがあって、それは、氷河時代
が終わってしばらくしてから、突然、非常に短い時間で氷河時代に逆
戻りした、っていう話なんですね。

理由が、北アメリカの大氷床が解けて、淡水の湖になっていたが、その
湖を塞いでいた氷河がついに融けたときに、どどっと大西洋に淡水が
入り込んで、でもって、北大西洋にいっきにながれこんだと。
これが、海流を止めて、数年から１０年くらいの間に、平均気温が、
たぶん５度か１０度くらい下がったと。

で、これと同じような規模で、北極近辺の氷床、氷河が融けているので、
実際に、以前は２０００メートルくらい下まで潜り込んでいた北大西洋
の海流が、今では４００メートルくらいしか潜り込んでいないので、事実上
ヤンガードリアス期と同じ現象が始まっているのだ、２００３年はそれで
大寒波がきたのだ、という人もいますが。



> 
> 
>>１）氷河時代の地図、とくに、ヴュルム期（２万５千年ごろ？）
>>からヤンガードリアス期くらいまで。
>>一応、ユーラシア全体の氷河地図がほしいなぁ、と思います。
>>海岸線の形なども。
> 
> 
> どっかで見た記憶もあるけど、ネットじゃないな。百科辞典が
> いいんじゃないですか?

ネットってば、案外、ありそうでないのですね。
もうだいぶたつのに、、、。

おにりん