そるしすです。

Tsuneizumi wrote:
> >理論の優秀性を示すには、
> >現状の理論の根幹のところで実験値と食い違っているところを
> >新しい理論で説明できることを示すのが一番確実です。
> >「みんな同じ結果になります。だから、こっちの理論(T理論)が優秀です」
> >というのは通らないでしょう。
> 
> T理論に対する、このような主張の適否を考えてみましょう。
> 
> T理論と相対論を包含する従来理論の計算結果が違ってくる代表例として
> 理論の根幹とも言うべき水素原子のエネルギー準位を挙げることができます。
> T理論は、水素原子の2s、2pのエネルギー準位の
> 従来の誤差(観測値と理論値の差)を10%以下にします。

言葉足らずでしたね。一般相対論がらみのところに注目して
いたので。量子論(相対論的量子力学)まで含めると話が
ややこしくなるのでまだ詳しくは見てませんが。
(一般相対論関連ではやはり「みんな同じ」になって
しまってる、と思っています)

ところで、常泉さんはレフリー付きの論文誌とかに
応募?したりという活動をしているのでしょうか?学会
とかの発表でもいいですけど。
現在は、理論が認められるかどうかというのは、こういう
論文誌への掲載(や学会での発表)が第一段階です。
ニュースグループへの投稿やHPでの発表では認知すら
されないのが当然です。

ちなみに、(私も大学・大学院と物理をやらしてもらい
ましたが)研究者の間には相対論を絶対視するような風潮は
ありません。当然、それぞれの理論に敬意を抱いているのは
間違いありませんが、より優秀な理論が出てくれば、それを
十分吟味して現在の理論と置き換えるかどうか冷静に判断を
下すだけの土壌は備わっています。

相対論についてはその原理のシンプルさや実験値との比較、
更には共変性とかまで考えると十分すばらしいものになって
いると考えます。であればこそ、ご自分の理論の優秀性を
示したいなら、上に書いたような正攻法でやるのがスジです。