ほくなん: 久々に人を殴り倒そうか、と本気で思ってしまった夏の夜、
          皆様いかがお過ごしでしょうか、ほくなんです。
          これからあと 3, 4 時間のドライブが残っていますが、
          このテンションのまま眠くもならずに帰れそうです。
あいかた: えらい物騒ですな。
          なんかありましたか。
ほくなん: まあ、ドメスティックバイオレンスの話でして。

あいかた: ......ほくなんさん。
          彼女いない彼女いないって、
          そうじゃなくて逃げられてたんですか。
          月並みですが、女性に手をあげるようじゃだめですよ?
ほくなん: そうじゃなくて。
          身内がくらったもんで。
          で、その旦那とあって話してきたわけですよ。
あいかた: ほうほう。

ほくなん: まあ、愉快な話をしてましたな。
          殴られるほうにも理由があるだの、
          両目青たんに、胸がひびは入ってないけど上に子供が乗る
          だけで痛いぐらいに、馬乗りになって殴りつけておいて、
          こっちだって殴り返され
たんだ、自分が怪我したからって
          文句あるかだの、
          これは夫婦の問題だ、あいつはうちに嫁いだんだからいち
          いちこれぐらいで実家に帰る方が
おかしいだの、
          しまいにゃ私に向かってそもそもお前のその態度は何だ、
          それが義兄に
向かって話す態度か、
          ってやつで。
あいかた: その人、いつの時代の人ですか?

ほくなん: まあ、とりあえずは今後も俺様ルールで殴りつける宣言を
          聞き出しましたし、もういいかな、と。
          暴力そのものに対する慰謝料に離婚に対する慰謝料、
          子供の養育費に結婚後姉さんの稼ぎ 8 割以上で資金ためて
          始めた店の権利も多分半分以上は取れるでしょう、
          さらに結婚前に旦那にあった車ローンの半額分と、
          その他もろもろ含めて姉さん的には食うに困ることはない
          だろうし、あと今回だけ我慢するか、離婚するかは姉さん
          次第でフリーハンドだよ、ということを教えてあげようと
          思うけどね。
あいかた: ......にしても、よくそこまで腹立つこと並べられて、
          あんたきれなかったですな。
ほくなん: 正直危なかったけどね。

あいかた: ......あれだ。きっとほくなんさん、
          脳みそカルシウムでできてるんだ。
ほくなん: ......馬鹿にしてるのか?

ほくなん% いや、ニュアンスは伝わったけど