《家族や道徳、宗教心を大事にした21世紀型の近代国家の裁き》



どう裁くかって?



この息子が心からわびることを条件に、老壮の願いを聞き届け寛大に計らうことは当
然だ。

老人ホームでの6っカ月程度の奉仕活動を罰則に親の子を思う徳を諭して終わりにす
る。



裁判に掛けてもこうなることがわかっていれば、警察の扱いも違うだろう。

手錠など掛けるはずもなくなる。

略式起訴で後日裁きの結果を伝え、義務を果たさせる。



暖かい血の通った裁きになる。

こうしてこそ、家族や道徳、宗教心を大事にした21世紀型の近代国家の裁きといえ
る。



老壮のたっての願いさえ聞き届けずして、何が近代国家だといいたい。