花右京メイド隊 LaVerite #10

佐々木＠横浜市在住です。

●花右京メイド隊 LaVerite
第１０話『青き沈黙の鐘』についての雑感。

・今回も例によって本アニメ／原作のネタバレが多少あります。
　そういう代物が気になる方は以下は読まないで頂いた方が良いかと。

来
い
よ
、
マ
リ
エ
ル
が
何
者
な
の
か
教
え
て
や
る

# 予め知っていてもやっぱりショックだった orz

さて今回は原作第１３話『青き沈黙の鐘』が元になっています。
今までの展開を踏まえて、所どころにアニメ版ならではの差異が
ありますが、基本的には大枠で原作通りの話になってます。

目覚めないマリエルにお手上げの医療部。しかし検査結果はマリエルの
身体に関して、ある可能性を示唆していた。
# 原作と比べて、こういう客観的（風味な）事実が追加されている事で
# マリエルの怪し過ぎな素姓に説得力が増していると感じました。
## それにしても、きゅっと口を結んだシンシアが可愛いです。*^^*

花右京家を襲う防護服集団。原作では単なる医療チーム（にしても別に疫病じゃ
無いのに ^^;）しか見えませんが、アニメ版では中身は赤色王旗では無いが
北斎配下のそれなりに戦える連中が来ている様で。
# むしろあの格好でも機敏なのだから相当出来る？
# そんな連中相手に奮闘する八島ちゃん。彼女がちゃんと
#（元）警備部らしい働きを見せたのは初めてでは。（笑）
# 今回は八島ちゃんが台詞も多めで活躍してくれたので満足です。
# 能面みたいな顔に浮かぶ“フ…”って紫皇院姉様コワぃ。;_;

マリエルが連れ去られても何も出来ない／しないメイド達に憤りを感じる太郎。
その太郎に、マリエルを“直す”為にはこうするしか無いと言うグレース。
# という訳で遂にマリエルの正体が暴露されました。ここで語られる
# マリエルの正体に関しての情報量は原作とほぼ同じなのですが、
# グレースが吶吶と語る説明を聞くというのが活字よりも太郎の
# 気持ちを追体験している様で結構来るモノがあります。

そして。マルエル（小）＆マリエル（中）出た〜。
# どう見ても反則です。*^^*
# イイ物見せてもらいました。（爆）

全てを伝え、そして太郎の判断を待つだけというグレースにコノヱさんも
黙って従うしか無かった。そして太郎の出した結論は人形では無いマリエルを
取り戻す事。ここにマリエル奪還戦は開始されるのだった。
# 何だかグレースが一番大人な感じです。
# ではこの辺りの展開は細かくバラして見ましょう。
# まず太郎が無知な自分を知り、それでもマリエルを救けに行くと決断する
# ところ。原作ではこの間は一連のシーンであり、ずっとコノヱさんとの対話の
# 中での事ですが、アニメ版では太郎が考える時間をたっぷりとっています。
# これはアニメ版の方が説得力高めと感じました。
# それと雨の夜と晴れた朝の演出も良。
# マリエル奪還に向かう面子は八島ちゃんが増えている点が原作とは違います。
# これは原作では八島ちゃんの登場がマリエル奪還より後なので当然の成り行き。
## 八島ちゃんは戦闘服姿での参加。で、猫手は？ ^^;
# コノヱさん以外にはマトモな戦力が居なかった原作とは違うので、戦闘は
# より派手になる事が期待出来そうです。逆にコノヱさんの“そのための私です”
# な一人舞台を期待された方にはがっかり？
## これで全員では無いはずですが、それは次回。（笑）
# 最後に非常に些細な点ですが、太郎達の乗っているヘリは警備部の物っぽい。
# 原作では完全に“花右京家”のサポート無しな状態にありイクヨっちの
# 私物ヘリで出かけているので、その点では多少は危機感が弱い気もします。
## エチケット袋はちゃんと用意されてるのかな。（笑）

今回は全編、濃い目でカッチリした絵でした。
# イクヨっちのへろへろ顔は除く。^^;
# 特に瞳の描き方は要所で力が入っていて印象的です。
# モニタの灯が映り込むグレース、太郎の背中を見つめるコノヱさん、
# 文字どおり燃えてる八島ちゃんと、それぞれ目が心を語っています。
## ついで、と言っては可哀想ですがお側の三人も今回は
## 最後のカットなんか普通に可愛かったですよ。

今回のアイキャッチ絵は前回に続いて真面目シリーズでキリっとした太郎様。
# 別人の様に格好良いです。（笑）

# さていよいよクライマックスです。
# 最後まで作画が乱れない事を祈ります。^^;
##“シリアスじゃ出番無し”には爆笑。

では、また。

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■■■■■■　佐々木　英朗　■■■■■■■
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