Yoshitaka Ikedaさんの<c9q23f$d3c$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>から
>ただし、一般相対論的に考えれば地球そのものの重力と、(仮想的に)それに反
>して発生する遠心力の影響は、「無重力下の光路」と「実験における光路」の
>ずれという形で発生します。つまり光も地球に向けて少し落ちるはずで放物線
>を描いています。それにもかかわらず重力や遠心力(ましてその大元の自転)を
>考えなくていいのは、実験において対向する鏡は「平行ではない」からです。
>鏡はほぼ平行で「発された光が元の位置に戻る」様に調節されているはずで
>す。

平行ってのはちょっと意味不明かもしれないので、ここの部分はスルーしてく
ださい。どちらにしても、マイケルソン-モーレーの実験は
・微妙な差が発生するように作って、
・その微妙な差を検出する
ことを目的とした実験であって、二つの光路の両方に同じようにかかる影響
は、差として出現しません。
また、実験の結果として、公転も自転も高速に影響がないことはすでに結論付
けられています。

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Yoshitaka Ikeda mailto:ikeda@4bn.ne.jp