花右京メイド隊 LaVerite #07

佐々木＠横浜市在住です。

●花右京メイド隊 LaVerite
第７話『未確認生体』についての雑感。

・今回も例によって本アニメ／原作のネタバレが多少あります。
　そういう代物が気になる方は以下は読まないで頂いた方が良いかと。

太
郎
様
と
爛
れ
た
愛
欲
の
日
々
を
送
ろ
う
ツ
ア
ー

# 頭の中にソレしか無いってのも潔い。^^;

さて今回は原作で言うところの第２２話『未確認生体！！』と
第２３話『黒髪のマリエル！？』が元になってます。
話の筋自体は本シリーズとしては改変部分は少なく、むしろ原作ではあんまり
長くない地下迷宮探索を膨らませて中々に楽しいお話に仕立てた好編。
# 実際、あんなモノが住居の地下にあると判ったら私もリュウカさんみたいに
# 本末転倒ながら大はしゃぎで参加するだろうなぁと。^^;;;;
## 何も言わずとも、ちゃんと一緒に来ているマリエルもナイス。（笑）
# 例によって原作最初のヤマ場よりも後のエピソードですが、
# 今回の場合はそんなに違和感がありません。

冒頭のシンシアに迫る謎の息遣いという正統派モンスター系ホラーっぽい
部分を更に活かして、もう少し地下が不気味な世界に見えると尚更良かった
とは思うのですがそれは贅沢な要求でしょうね。
# 地下迷宮の中で途中から懐中電灯が不要になった事をわざわざ説明する部分が
# ありますが、その点を自己突っ込みしたという事は原作でこの地下が舞台になる
# 別の話をアニメ化するつもりなのかな？とか思ったり。

本シリーズで最初に見た時は気になったダレ絵も、こういうノリの
良い話では効果的に見えて良かったなぁと思いました。
キリっと締まった絵と緩い絵のバランスも良好。
# 特にコノヱさんのアップは気合い入りまくりな作画です。*^^*

マリエルを押し倒す太郎様ナイス…しかも二度も。（爆）
# その所為で、マリエルの変なスイッチが入っちゃいました。（ぉぃ）

とは言え積極的な態度を見せるマリエルに違和感を感じて身体を離す
太郎様は印象的です。原作ではこういう状況で感じた違和感を内心の
呟きで表していたりしますが、ここは色付きで動く絵＝アニメならではの
台詞に頼らない表現が効果的でした。
# 原作より太郎様が真面目ですな。元ネタでは据え膳食おうとして
# 直前でマリエルが正気に戻って太郎様が冷や汗をかくのに。（笑）
# それ故、本作でのマリエルは太郎が途中で止めなかったら最後まで
# 大人しくしていたのだろうか？とか考えると実に興味深いです。

そして裏マリエルと共に“黒髪のマリエル”も登場です。
正直言って“黒髪のマリエル”が本シリーズに出るとは意外でした。
このネタ、原作でも未だに周囲の事象から間接的に“多分、正体は…”
という程度にしか描かれてない代物なので本シリーズでどういうオチに
使うのか興味津々／不安少々という感じです。

コノヱさんの怖面白いシーンも満載で今回の表の主役は彼女かなぁとも思います。
物語の始めでは堅物で融通の効かない人の様に見えたコノヱさんの意外な
一面も見られる話でありましたし。
# 原作読者には既知の事でも、アニメ版のみしか知らない視聴者の
# 方々には吃驚だったのでは。^^;
## シンシアに見られて赤面するお約束があれば完璧なのに。

あと細かい点では八島ちゃんと手をつなぐマリエルが百合ん風味で良。

今回のアイキャッチ絵はゴスロリなシンシア…水たまりがえっち。*^^*
# 何となく写り方が変な気もしますが。^^;
## というか後ろに跳ね上げてる足が何で水たまりの中では
## 前に上げてる足なんだ〜見えないじゃないか！（核爆）

次回、遂にあの方が登場です。（と、惚けてみる ^^;）

では、また。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■　佐々木　英朗　■■■■■■■
■■■■　hidero@po.iijnet.or.jp　■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■