《日本国民の努力と幸運》



繁栄競争に負けた日本が繁栄している?

なんで繁栄競争に敗れた日本がこのように発展しているか?


発展するには努力と幸運が必要なのだ。



幸不運は国にもある。
日本の敗戦した相手が中国やロシアなどだったらこのような発展はなかった。
この点日本の幸運だ。
(戦前ロシアの支配ではなく日本の支配を受けた韓国の幸運とも似ている)

また、

明らかに太平洋戦争の戦前と戦後では国際政治の状況を異にしている。

軍国主義国が軍事力を行使しても植民地にはできない状況になった。
その上、保護主義が戦争の原因になったことから、戦前では全く考えられなかった理
想的な自由貿易体制が確立された。
これは日本が『理不尽な保護主義や植民地支配からの開放』を叫んで戦った努力の成
果ともいえるものだ。

こうして世界政治が植民地時代の戦前より発展したことも大きい。


そのため、アメリカは正義を唱える以上あからさまに、敗戦国を植民地にはできな
かった。

もちろん日本から軍事力を取り上げ属国の地位には置いたが。



このように、敗戦した日本の繁栄には日本国民の努力と幸運がある。