Re:世界規模の間違い
琉球大学助教授 河野真治 3月24日9:23 wrote:
>...最近は時間の幾何学的解釈が多くて、相対論や反相対論の人達も、
>時間を距離として議論する人が多い。どうして、そうなるかという
>と、時間計測が空間計測を通してしかできないからなんだけどさ。
>それは議論的にはつまらない。
>で、幾何学が理解できなかった人達が、しつこく「間違っている」
>を連発するんだよな... なんで、「と」の人達は、相対論の間違い
>には固執するのに、量子力学は批判しないのかっていう根本には、
>そういうものがあるんじゃないかと。
>むしろ、時間の方向性、不可逆性の方に面白い議論があって、特に、
>観測理論や熱力学(マックスウェルの悪魔)とかに、マッドサイエン
>ティストの血が騒ぐものがあると思うんだけど、「と」の人には、
>あんまり受けないですね。
我々が新たに提出した原理や公理は「コロンブスの卵」と同じで
学生や生徒や一般の人々にも十分理解できる程度の事実である。
しかし彼らには、今の関係学問の基礎の成り立ちに関する知識が乏
しいため、我々の原理や公理が今の関係学問の基礎を破壊してしま
う理由は分からない。そのため、我々が最も困っているのは、大学
の肩書きをもつ助教授が我々を「と」呼ばわりすると、彼らは大学
助教授の主張の方が正しいと思い込むことである。それどころか、
大学助教授にもかかわらず争点ボケも甚だしい。
我々は、河野助教授や琉球大学関係者にも、中傷を交えたり争点
をすり替えないで、まともな論争をするように再三にわたり注意し
てきたが一向に改まらない。ここに至っては、河野助教授の言は
**琉球大学の総意**と受け止めざるおえない。琉球大学には、
各分野の専門家がいるのだから、以下に争点を列挙しておくから、
諸君は**束になって**論争に挑んでくるがよかろう。見事、論
破してみよ。「と」一同。
争点の概要を述べておく。我々は新たな原理や公理を元に、運動
数値化の原則論を展開しているのである。つまり、速度概念は、考
えられていたよりも、遙かに込み入った構造をしているのである。
旧来の運動学に基づいたアインシュタインの相対性理論などの是非
は二次的な問題に過ぎないことに注意せよ。
『運動数値化の原則』(詳しくは四論文を参照のことhttp://www.ggm.to/)
◆人間以前の複数の物体の存在がなければ思考や言葉は生じてこな
い。何事も「相対関係の設定」から始まる。従って【絶対概念も相
対関係から導かれる】。そしてこの「絶対」概念は、後に出てくる
速度基準にとって重要である。
◆相対関係は情報伝達速度の有限性(時間)を排除しないと設定不
可能。排除した時間は必ず復元しなければならない。
◆時間を排除した相対関係から思考が生じる。また、過去や未来の
概念も、既に時間が排除された思考である。思考は時間的矛盾のう
えに成り立つものであり、これを【思考原理】ということにする。
如何なる学問も思考原理から始まる。
◆上記の考察によれば、運動を数値化(速度の記述)するためには、
時間の性質をしっかり捉えておく必要がある。時刻には巾がなく、
時間には巾がある。瞬間や一瞬などは非常に短い巾の時間である。
ここで、時間の巾を定義するには巾のない時刻が必要であり、巾の
ない時刻を定義するには巾のある時間が必要である。この様な両者
の「相互定義」の関係、及び原理的違いに注意せよ。
◆そして時計は、現時点という一つの時刻を指すだけの器機である。
時間は、時針が現時点で指している印と過去に指した印を一度に考
える。すなわち、時間を排除して時間を考えるという矛盾のうえに
成り立っているのが【時間】である。
◆速度は、過去の時刻で規定した「時刻距離」と現時点の時刻で規
定した「時刻距離」との差をとった【時間距離】で導かれる。この
とき、相対関係の間(距離)の時間、及び過去と現時点の間の時間
が排除されていることに注意せよ。これを【時空数学原理】という。
◆更に「時空数学原理」の主張は続き、数学的には一度(同時)に
一つの物体から複数の距離と四方八方の向きを規定することができ
るため、一つの物体に複数の速度が記述されてしまうことを
**恐れる**。なぜなら、一つの物体が一度に複数の方向へ運動
する事などありえないからである。
二つの対象の設定では、速度の向きは近づくか離れるかの一つしか
なく、一つの向きが決まっている。そのため【三体関係】の考察が
重要であり、結論として、一つの物に一度に複数の速度を与えない
という制限条件を設けることになる。
◆一つの物体は一度に複数の速度をもてない。ところが「三体関係」
の速度基準は他の複数の運動体に対して共通なものとなっており、
速度は相対的なものだから、速度基準は各運動体に対する複数の速
度をもつことになる。これでは「時空数学原理」に抵触するため、
速度基準には静止を要請しなければならない。しかし、相対的には
この静止を規定できない。そこで「三体関係」から【絶対運動(絶
対概念も相対関係から導かれる)】を導き、更に【絶対運動と絶対
静止の相当原理】を導いたうえで速度基準に絶対静止を規定する。
このとき絶対静止は唯一であり、これは【個数選択公理】を満たす。
◆速度基準には絶対静止を要請しているため、複数の速度基準を設定
する場合はそれぞれを孤立として扱い、速度の合成は「因果律」に
従わなければならない。これを改めて【速度の合成則】とする。
◆そして、異なる系における物理法則の不変(共変)性が問題とな
る。そこで相対静止すなわち、物体同士の完全並進運動から【慣性
配分の原理】を導く。物体同士が完全並進運動の状態なら、それぞ
れの物体が等速度直進運動しているという推論が成り立ち、これに
より【慣性運動】を定義する。この慣性運動からも「絶対静止と絶
対運動の相当原理」が導かれる。これらを否定すると、相対静止の
概念そのものが成り立たないことに注意せよ。
◆この「慣性配分の原理」の下にニュートン力学が成り立つことが分
かる。又これにより【現象制御系と傍観系】の区別が生じる。
◆すると、相対静止できない光の「現象制御系」と「傍観系」、すな
わち電磁気の法則の不変性はどうなるのかが問題となってくる。
そこで、フーコーの実験とM&Mの実験を合わせて考えてみると、
光速度は加速度系においても一定であることが判明する。従って、
マクスウェルの電磁気の法則は【随伴現象】の下に成り立つと推論
せざるを得ない。ただし、この「随伴現象」には幾つかの要因が伴
うであろうから、全ての系に当てはまるとは限らない。
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真理学会
事務局長 柳 健宏
『世界規模の間違い』 http://ggm.to/
E-mail info2004@ggm.to
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