・ スペイン軍撤退を機に数カ国の軍隊がイラク離脱の動き。
・ 米兵の死者月間100人を越える。
・ 「正規イラク軍」兵士半数以上米軍の言うことを聞かず。
・ 政権委譲の受け皿としてのイラク国民評議会はイラク民衆
  から米軍傀儡のレッテルを貼られ、国を動かすどころでは
  ない。


以上を翻案すれば

  味方に死者多数。援軍も逃げ出した後、孤立無援の保安官。 
  迫り来る敵。しかし、悪に立ち向かう者は正義の保安官
  ただひとり。今逃げ出して、かよわい村人を無法者のただ
  中に残していくわけにもいかぬ。自分がやらずにだれがや
  る?!

こういう筋立ては好きなんですよね。アメリカ人。この戦争に突入
する筋書きも「ロッキー」そのものだったし。

というわけで、6月の政権委譲は不可能なため、「しかたなく」ア
メリカが統治を継続。政権交代はかよわいイラクを「見捨てる」こ
とにつながるから、ブッシュも再選。
 

  しかし、保安官にはここぞのときに頼りになる無二の親友
  があったのだった。あいや、待たれよ、義を見てせざるは
  勇無きなり! デンデンデンデン、デンデンデンデン

の筋書きに日本が乗ってくれればブッシュは恩の字ですが。そんな
のにまともに乗るほど単純じゃないよね?>小泉首相

萩原@グリフィス大学