高遠さんらの人質問題で、いち早く費用請求問題に言及した政治家は
テレビの放映によれば公明党幹事長の冬柴であった。
費用請求の予定があるならば前もってちゃんと断るのが常識。
救いを求められた時にゃ「まかしときな」と仏のような顔をしていたく
せに、事が終わると「あんたとこのお嬢さん助けたんやがナ、こんだけ
かかっとるんや。耳揃えて払ってもらいましょか」とおどしをかけるの
は暴力団、ヤクザのすること。3人がショックでノイローゼになるのは
当たり前。国際社会に対しても恥ずかしい。

「自衛隊派遣に反対」という思想を持つことは誰にも許される筈なのに、
対象が自分とこのイデオロギーに反対する勢力と見るや、徹底的に排斥
する極右的傾向は、宗教政治勢力が権力を持ち始めたときに往々にして
起こる現象である。その意味で公明党・創価学会は末恐ろしい。
こいつらをこうまでのさばらせるに至ったのもコイズミの責任。