MAC屋けんちゃん wrote:

>スペインは、積極的にブッシュに従った。
>アルカイダの標的になりやすいのは理解できる。
>小泉のアルジャジーラでのパフォーマンスでどれだけ効果があったか疑問。
>仕事のない状態で、危険水域の気がする。
>
>国家というのは、軍事、警察、外交がなければ体をなさない。
>
>ようするに、イラクは国家消滅した。部族は軍も警察も外交もできない。いく
>ら選挙したって、ベイルートとおなじじゃないの?
>平等なんてこの世には存在しない。これはイデア。こうすることにしましょう
>という約束。定義でいえば記号定義。このような約束をしなければ、成立しな
>い。銃で成立はしないわけだ。
>民主もこの世には存在しない。主権も。部族主権じゃ家父長制全体主義がせい
>ぜい。日本で言えば、岸信介みたいなのが出てきて治めなければ。つまり、フ
>セインはその範疇。
>イラクにこそ、日本の家産官僚機構がいるわけだから、民主主義なんか移植せ
>ずに、ずばり、時限立法での国家全体主義をまず成立させ、時限後に、民主制
>に移管するようにしないことには、無理と思うが。
>

仰る通りです。久々に的を射た意見を聞きました。風が強かったせいか的が吹き
飛ばされてどこかに行ってしまっていたものとばかり思っていました。よかった
よかった。

さて、お説の通りです。馬鹿の一つ覚えのように何でもかんでも「民主主義」を
言えばそれで済む、こういうものではない。価値そのものを言うものとして「民
主主義」を語るのか、そこへの到達過程、例えば政治制度など、を捉えて語るの
かを明確に区別することは「政治」にも必要である。

イラクに於いても価値としての「民主主義」は必要であるが、そこへの到達過程
としての『民主主義」はたとえ語ろうとも画餅に過ぎず実用的意見とはなり得な
い。そこを捉えての新製品MAC屋けんちゃんの意見はまさに正当。

>ずばり、時限立法での国家全体主義をまず成立させ、時限後に、民主制
>に移管するようにしないことには、無理と思うが。
>  
>
いっそのことロシアと中国に協力してもらい「共産主義国」にしてはどうか?共
産党員の幹部には国連派遣のものがなる。そしてその共産国家からの漸次的民主
主義化を推進するのがいいのではないか。ただし、石油採掘権と復興費用とは対
価関係に立つことを憲法に盛り込む。共産主義がこういうところで役立つとは誰
も思わなかったであろう。がはははははは。
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隣のけんちゃん