北は中国共産党が自由選挙で敗退すれば、後ろ盾を失い立ち枯れるしかなくなりま
す。

北は中国というトラの威を借る狐でしかありません。

したがって、『中国で自由選挙が実施される』とわかった段階でもはや強硬路線は取
れなくなります。
中国共産党の後ろ盾がなくなることがわかるからです。

中国共産党が自由化されたあと、中国軍300万と韓国アメリカ日本の100万の軍
隊で腹背に強圧を受け孤立すれば譲歩しかなくなります。
無理やり譲歩させられるのでは金正日といえども持たないでしょうから、『そうなり
そう』とわかった早い段階で譲歩を始めるわけです。

つまり、北に圧力を掛けるには直接北を怒鳴るより、知らん顔して中国共産党に自由
化圧力を掛けることが非常に有効だとわかるわけです。



《仲介督励のためにも自由選挙実施を迫れ》

中国共産党も日本やアメリカヨーロッパによる自由化要求は絶対に避けたいわけで
す。
自由選挙を実施させられればまず敗退は間違いないでしょうから。
政権から滑り落ち、それだけではなく不正や汚職で次々と逮捕者を出すことにもなり
かねません。

中国共産党もここが非常に痛いところです。

中国に対して仲介督励を求めるためにも、そろそろ自由選挙実施を要求していくべき
です。
中国は中国通貨『元』の切り上げを余儀なくされた交渉の過程で、『日米欧を怒ら
せ、中国共産党が日米欧の市場を失うことは中国共産党の死活問題である』というこ
とがハッキリとわかったはずです。

いくら自由化を要求しても、中国は昔の様に暴れるわけには行きません。
暴れまわれば貿易を拒否され大不況に陥り政権が持ちません。

北に対して船舶入港禁止や送金禁止だけではなくそろそろ中国共産党の独裁を問題に
すべきです。

中国に自由選挙を実施させること。

これが拉致問題解決の一番近道です。