こんばんは。
では、私が3番手ということで、
4番手はどなたかお願いします。


邦画
 1.ロボコン
 2.ラヴァーズ・キス
 3.13階段
 4.さよなら、クロ
 5.17才 旅立ちのふたり
 6.美しい夏キリシマ
 7.アイデン&ティティ
 8.BORDER LINE
 9.ホテル・ハイビスカス
10.ぷりてぃ・ウーマン

ワースト:船を降りたら彼女の島

主演男 妻夫木聡(ジョゼと虎と魚たち)
主演女 市川実日子(blue、ラヴァーズ・キス)
助演男 浅野忠信(アカルイミライ)
助演女 麻生祐未(BORDER LINE)
新人  成宮寛貴(ラヴァーズ・キス)
監督  澤井信一郎(17才 旅立ちのふたり)


洋画
 1.名もなきアフリカの地で
 2.シティ・オブ・ゴッド
 3.ラスト・サムライ
 4.ゲアトルーズ
 5.リベリオン
 6.ボウリング・フォー・コロンバイン
 7.春の惑い
 8.マトリックス リローデッド
 9.戦場のピアニスト
10.HERO

ワースト:おばあちゃんの家

監督  フェルナンド・メイレレス(シティ・オブ・ゴッド)


"miyahara" <miyachi@mx35.tiki.ne.jp> wrote in message
news:btbtti$2dit$1@nntp.tiki.ne.jp...

> 2003年の私的ベストムービーと言いたい
> ところですが、思い入れの強い映画が
> 無かったので気合の入ってないベスト
> ムービーになってしまいました。

同感ですね。つまらない映画はそんなに多くなくて、
不作の年というわけではなかったと思うんだけど、
自信を持って良かったと言える映画も少なくて、
ほどほどに良かった映画がたくさんあったという感じ。
洋画も邦画も、10本そろえるのに苦労しました。
特に邦画は、ベスト3でも苦しい。
というわけで、邦画の上位2本と洋画の上位8本で、
両方合わせた全体のベストテンになります。

邦画を振り返ると、去年は拡大系にさっぱり食指が
動かなくて、お金を払って観たのが
『青の炎』『クレヨンしんちゃん』『星に願いを。』
『スパイ・ゾルゲ』『バトル・ロワイアルII』『呪怨2』
『座頭市』だけ。タダで観た『壬生義士伝』
『黄泉がえり』『13階段』を加えても全部で10本で、
それに対して単館系の邦画は36本観たから、
拡大系はほんの2割程度。さらに、ベストテンに
入った拡大系は、単純な割合なら2本は入っている
ハズなのに、実際は『13階段』(東宝)だけなのは、
拡大系の方が平均して映画の出来が悪いってこと?
東宝も『ロボコン』『ラヴァーズ・キス』、東映も
『17才 旅立ちのふたり』などの小規模公開の方が
ランクインはしてるんだけど、なんだかねえ…。
だいたい、拡大系作品に起用された監督の顔ぶれを
見ると、もっとちゃんとした人を選べばいいのにと
言いたくなる。
5位の『17才 旅立ちのふたり』が、興行的に
惨敗しただけでなく、映画ファンにもプロの評論家にも
メディアにもほとんど無視された形になってしまって、
澤井信一郎ほどの立派な監督の立派な仕事が
こんな風に埋もれてしまってるんじゃ、撮るべき人に
おもいっきり撮らせる状況にはならないだろうなあ…。

邦画の10本のうち、10代の登場人物がメインなのが
6本も入ってるのが、なんとなく趣味が出ちゃったかな?(^_^;)

洋画の方の『ゲアトルーズ』は、カール・ドライヤーの
40年前の遺作だけど、去年が日本での劇場初上映
だったようなので入れました。

『ヴァイブレータ』と『イン・ディス・ワールド』をこれから観る
予定なので、最終的なベストテンはまだ変わるかも。

それから、これからベストテンを決めようという人は、
『美しい夏キリシマ』、『アイデン&ティティ』、それから
ベストテンには入ってないけど『ジョゼと虎と魚たち』、
あと『ラスト・サムライ』の今公開中の4本は、
今のうちに押さえておいた方がいいかも。

-- 
Hideki Kawaguchi

http://www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html