Path: ccsf.homeunix.org!ccsf.homeunix.org!news1.wakwak.com!nf1.xephion.ne.jp!onion.ish.org!onodera-news!rlss-news!not-for-mail From: KGK == Keiji KOSAKA Newsgroups: fj.soc.smoking Subject: Re: =?ISO-2022-JP?B?GyRCNXZNRiRIOVQwWRsoQg==?= (Re: =?ISO-2022-JP?B?GyRCNXZNRk1XQUcbKEI=?= Date: 30 Dec 2003 17:45:31 +0900 Organization: Research Labo. of Surf. Sci., Okayama Univ. Lines: 145 Message-ID: References: <3f9d324a$1$19846$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp> <3faed9d7$0$19831$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp> <3fe1b6b5$0$19833$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp> NNTP-Posting-Host: film.rlss.okayama-u.ac.jp Mime-Version: 1.0 (generated by tm-edit 7.106) Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP X-Trace: film.rlss.okayama-u.ac.jp 1072773932 13692 150.46.60.155 (30 Dec 2003 08:45:32 GMT) X-Complaints-To: usenet@film.rlss.okayama-u.ac.jp NNTP-Posting-Date: 30 Dec 2003 08:45:32 GMT X-Nsubject: Re: 許容と行為 (Re: 許容要素 X-Newsreader: Gnus v5.4.61/Emacs 19.34 Xref: ccsf.homeunix.org fj.soc.smoking:1973 ! "<3fe1b6b5$0$19833$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>" という記事で ! Thu, 18 Dec 2003 23:17:22 +0900 頃に wacky さん は言ったとさ: > KGK == Keiji KOSAKAさんのから >>> 「被害」については知っていますが「迷惑」ついては全く知りません。 >>> KGK氏が「排ガスの迷惑は社会問題になっている」と主張するのであれば、そ >>> の根拠として具体例を挙げるべきでしょう。 >> >> 例えば、 >> http://www.pref.tokushima.jp/generaladmin.nsf/0/f94ca54d0b7c724f492568a1000e7ac3?OpenDocument >> の冒頭部分の記述なんか、私には何の違和感もないんですが、どうでしょう? > 「排気ガスは空気を汚 し、騒音・振動・悪臭により人に迷惑をかけてしまい > ます」という表現を「被害は生じない」と解釈したとすれば読解力に問題があ > るといえるでしょう。 もちろん、被害に起因する迷惑も迷惑の一種ですから、「被害は生じない」と 解釈する理由はどこにもありません。 そんな誤解をする人がいるとしたら、「迷惑」というのを被害に起因しない迷 惑のことだと自動的の思ってしまう人ぐらいのものでしょう。 > 責任ある自治体の代表として述べたが為に*抑えた*表現 > となっているのであって、無責任なf.s.sの論者が「お前ら加害者が云々」と > 言った場合と内容的には何ら変わらないです。 いいえ。 ひとつの事象に対して「迷惑」からの視点と「被害」からの視点が別々にある のは普通のことです。 その中の「迷惑」からの視点を書いた文章だというだけのことですね。 > #迷惑と被害が交じり合った全体を控え目に「迷惑」と言うか過激に「被害」 > #と括ってしまうかの違いでしかない。それぞれの立場によって表現が変化 > #するだけで実態に違いがあるわけではありませんね。 二者択一的にどっちかに括って表現すること自体が間違いでしょう。 大抵は、程度の差こそあれ、両方の視点が存在するんですから。 # もちろん、迷惑のことを誇張して「被害」と表現することはあり得ます。 # その場合は「被害に起因する迷惑」の略として「被害」を使うわけではなく、 # 「迷惑」そのもののことを「被害」と言ってるのでしょうね。 >> どちらにしても、私は、「社会問題」ってのを認知度の尺度にしか使ってませ >> んから、私のいうところの「社会問題」を「よく知られた問題」と読み換えて >> いただいても、論旨は全然変わりません。 > 「よく知られた問題」であっても間違いは正さねばなりませんし、行き過ぎは > 押し留めねばなりません。「よく知られた問題*だから*正しいのだ」という主 > 張は少々能天気に過ぎるように思います。 「よく知られた問題*だから*正しいのだ」などという主張は誰もしてません。 自分が行なう行為に「よく知られた問題」がある場合は、どのようにすれば問 題のない行動になるのかくらいは当然のごとく考えとけって話です。 「よく知られた問題」に間違いがあるのであれば、その間違いをちゃんと把握 する程度にはその問題を知っとかなきゃ、無責任な行動になるでしょ? >>>> まず、被害が原因となった迷惑全般。 >> >>> そりゃ「被害」そのものじゃん。 >> >> いいえ。被害と迷惑は違います。 > では、そこから被害を引いたら、つまり「迷惑のことなど微塵も考慮せずに被 > 害のみを解決した」としたら、そこに「迷惑」は残りますかね?残らないで > しょ。 本がなければ読書はできませんが、「本」と「読書すること」は別物です。 > === >> その抗議が「正しい内容だということが充分に確からしいと分かる」ものでは >> なかったら、しょうがないでしょうね。 > というか、それ以前に、社会的基準に照らして「正しい内容だということが充 > 分に確からしいと言えない」ような批判は行うべきではないでしょう。 批判される側の「べき」と批判する側の「べき」を混ぜてどうすんの。 >> 分かりやすい批判をしようと思ったら、内容の正しさがどの程度確からしいか >> なんてのは事前に判断しなきゃ無理でしょ? > そうさ。 > で、それを前提とするなら「行為を中断するのが当然」でしょ。 いいえ。 そういった「一時的に批判者に判断を任せる」という判断は、行為者の責任に おいてするものです。 >>> という前提において、「一度批判が生じれば喫煙行為は一時的に停止するべき >>> である」といえるでしょう。 >> >> いいえ。 >> 批判が生じた場合、批判された側の責任としては、 >> ・批判の内容が正しいかどうか判断する。 >> ・間違ってると判断して行為を継続した結果、その判断が誤りであれば責任を >> 取る。 >> というものでしょうね。 >> >> 「批判者は自分の判断で批判していいが、喫煙者は批判者の判断で喫煙をやめ >> なければいけない」なんてアンバランスな主張はするつもりないです。 > 確かに「やめなければいけない」なんてアンバランスな主張は*誰も*していま > せんね。 (一時的に)やめるのが当然という主張なんでしょ? > 批判者が「社会的基準に照らし自己責任において判断した」と仮定するなら > ば、根拠無くその判断を否定することはできませんから、喫煙者は一旦は喫煙 > 行為を中断する*べき*でしょう。他者を尊重するならば。 > 一方、「そんなことはない。あいつらは主観オンリーで無責任に批判するん > だ」と仮定するならば、先ずは批判の是非の判断が必要であり、是と判定され > た場合のみ喫煙を停止すれば良いでしょう。 そのどちらのケースであるかの判断は、行為者が自分の責任において行なうも のです。 > #wackyが前者をKGK氏が後者を主張しているというのは何やら不思議な話。 私は後者を主張してるわけではなく、どちらのケースなのかをあらかじめ決め てかからなきゃいけないってものではないと主張してるわけ。 > <余談> >> ってことは、 >> >> <3f9d324a$1$19846$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>: >> | #正しく「不当な非難を受け」て「迷惑」しました。:-P >> >> というのは私に何か要求するつもりではなく、言ってみただけなのね。 > そりゃそうです。^_^; > 私は「自分が迷惑を感じただけで他人に強制できない」という考えですから。 > ただね、「他人に迷惑を掛けないのが当然」と考える人に対して「迷惑を表 > 明」したんだから「自発的に迷惑を解消してくれるんじゃないかな」って期待 > することはできますよね。 そりゃ、勘違いからきた迷惑なんだから、勘違いを解消する努力はしてますが、 こればっかりは、相手の理解力によるものですから。 > -- KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK KG KGK (life name: Keiji KOSAKA), Dept. of Phys., Okayama Univ. K KG kgk@film.rlss.okayama-u.ac.jp http://film.rlss.okayama-u.ac.jp/~kgk/ K KGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGKGK