もう、何年前になるだろうか、、
私の若い頃、、多分昭和40年代・・・。

ある、勤務先に行くのに電車通勤していた。
だいたい、時間は決まっている。
乗っている人の顔ぶれも同じようなものだ。

その中で、お得意先の人と偶然に同じような
時間に乗り合わせるようになり
個人的会話をするようになった。
小説の電車男のようなものではない。
何故か・・・それは、同姓だからだ。

その人は、とにかくファションがすっきりしている。
あの頃は、アイビースタイルが流行っていた。
彼は、そのアイビーがよく似合っていた。
それで、いろいろ聞いてみると
例えば、セーターなど、買う折色違いの、同じ柄物を
何枚か買う、そして日替わりにそれを着る・・・。

しばらくして、私はその勤務先を辞めた。
彼とは、単なる電車の会話仲間のようなもの
で、その後の付き合いは無い。
あの当時、もし、ネットがあったら・・・
私のファションの感覚が変わっていたように思う。

思えば、そういう人が身近にいれば、センスの良い人
から学び取るこれが、、一番だと思う。
・・・営業でもトップセールスから学び「盗る事」は
意義が大きい。
それ以外は・・・
そう、本で、「良い著者」との出遭いしかないなあ・・。

#ネットの世界は、断片的傾向が強い。
顔見合わせてのリアルの世界にしかない物もある。
しかし学術的なモノはネットはこの上なくありがたい。

nakanishi