Path: ccsf.homeunix.org!ccsf.homeunix.org!news1.wakwak.com!nf1.xephion.ne.jp!onion.ish.org!onodera-news!newsfeed.media.kyoto-u.ac.jp!newsfeed.mesh.ad.jp!news-gw1.ocn.ad.jp!news-gw2.ocn.ad.jp!news-est.ocn.ad.jp!not-for-mail From: Noboru SAITO Newsgroups: fj.soc.law Subject: Re: =?iso-2022-jp?B?GyRCOmBOQUhxOX4kXyROOSk7djdATHMkTjI8QEEkMSRyGyhC?= =?iso-2022-jp?B?GyRCSHQkUzFbJCgkRiEiODVAQSQsOmBOQUhOR2Q2SDxUJEgyQRsoQg==?= =?iso-2022-jp?B?GyRCM0o3aERqGyhC?= Date: Sun, 23 Nov 2003 00:00:55 +0900 Organization: OCN Lines: 67 Message-ID: References: NNTP-Posting-Host: p28-dnb12sappo2.hokkaido.ocn.ne.jp Mime-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp Content-Transfer-Encoding: 7bit X-Trace: newsnn-itk01p.noc-otehonkan.ocn.ad.jp 1069512831 14959 211.16.74.157 (22 Nov 2003 14:53:51 GMT) X-Complaints-To: usenet@ocn.ad.jp NNTP-Posting-Date: Sat, 22 Nov 2003 14:53:51 +0000 (UTC) X-Mailer: Mozilla 4.08 [en] (Win95; I) Xref: ccsf.homeunix.org fj.soc.law:1066 さいとう@OCNゆーざ(法律の専門家ではありませんが)です。 この手の話の (このグループでもよくいわれる) 基本として、無料 法律相談に行き、弁護士さんに問題点やすべきことを教えてもらう ことがかなり有効な例だと思います。そちらを調べましょう。 fj で質問するよりも、より事例に沿ったアドバイスがもらえます。 以下、専門家ではないのですが。 tk さん wrote: > 2年前、とあるマンションの衛生設備工事を請け負いました。 > いつもの事なのですが、まだ詳細な図面が完成していない状況で、 > 元請から与えられた図面を基に見積もりをして、工事代金を決めたよ > うです。 > 材料費は、父の会社がもつことになりました。 > 当然、工事を進めていくうちに、当初の図面になかった材料が発生 > します。 > こういう場合、従来は、追加工費として元請に請求を出してきまし > た。当然、事前に材料販売業者から見積もりを受けた上での話で > す。 > ところが、父の会社が販売業者に追加分の見積もりをお願いする前 > に、元請が、父の会社を飛び越えて販売業者と価格を決定し、材料 > 代金の請求だけ父の会社にまわしてきました。 > 父は、新たな材料が発生すれば、必ず追加工費を請求するはずなの > ですが、どうやら父が知らない間に元請と材料販売業者との間で話 > を決めたらしいのです。 > > たとえ元請といえども、材料は父の会社が持つという契約であるにも > かかわらず、契約の当事者である父の会社を飛び越えて、価格を決 > 定して請求は父の会社にまわすというのは、私の素人目から見て > おかしいような気がするのです。 > 父を通せば追加工費が請求されるために、故意に販売業者と直接 > 価格決定をしたのではないかとも思ってしまいます。 > こういうことが法律的にはどう解釈されるのか、お教えいただけまし > たら幸いです。 まず、元請との契約書を確認しましょう。 普通の場合、ある程度の契約範囲と、「変更の際は甲乙協議して 変更金額を定める」的な文言が入っているはずです。相手の一方 的な通知では通りません。 で、その変更分の契約が妥当がどうかを争うことになるでしょう。 その際、元請が変更内容を把握していること、かつ含んでいない 部分がありながらその分の代金を払っていないことが明らかなら、 それを示して話し合いをすることになるのではないでしょうか。 #そもそも、その変更契約書が正規に結ばれていないのであれば、 #その価格決定の無効を争うことになるのではないでしょうか。 ただ、難しいのが「その部分についてこちらの指示以上のことを 勝手にやった」的な発言があった場合だと思います。 その工事についての、相手方とのやりとりを行った書類は、処分 せずに整理しておくことをおすすめします。 #とはいえ、この手の書類って往々にして口頭指示で書類があと #だったりすることが多いんですが...... #ただ、最悪でも資材名の入った図面のやりとりは相手としてる #でしょうから、「まったく知らなかった」的な事は相手もいえ #ないと思います。 #まあ、請け形態がどのようなものかがよくわからないのですが、 #規模と金額によっては、何か建設業法の下請け条項にかかると #思うんですが...... -- +N+ 西4東 さいとう のぼる +S+