《家族で助け合うことなくして老後は成立しない。》

もちろん自前で金をため、民間老人施設に入所する事は自由だ。
どうするかは各自の自由。
これが自由主義国だ。

国の保障を限定的な物にしていけば景気重視の政策が打てる。
景気は出てくる。
好景気状態が多くなればインフレで推移するのだ。

ためた金で20年30年生活可能な人は限られてくる。
病気もある。
民間家族保険をに加入することが必要になる。
ですから人には家族が絶対必要なのだ。

国の保障が限定されると家族で助け合うことなくして老後は成立しない。


《これが真の年金問題だ。》

『国の保障があれば天国のようになって幸せになる』というのは幻想だとわかった。
この幻想を追いかけているところに問題があるのだ。

『老親の保障は家族に責任があり、家族助け合って暮らすことが基本です。』
と当たり前のことを当たり前に語ればよい。

この当たり前のことができていないところに根本的な原因がある。

毎月7万円の養老手当て支給。
これなら今でも可能なのだ。
老親に国が毎月7万円の養老手当てを支給する事はできる。
老親の部屋の確保の補助や家族を助けるヘルパーや豊富で熱心なボランティアを用意
することも可能だ。

これにどう移行するかだ。

これが真の年金問題だ。