In article <bof4h1$p5d$1@zzr.yamada.gr.jp>, Koichiro wrote:
>> > tom-ud氏が敗訴した場合は
>> > 「いかなるメールも私信だからといって非公開ってわけじゃないんだな」
>> > という認識に改める、それだけのことです。
>> 
>> そら、あなたにとっては「それだけ」でしょうけどねぇ…。
>> そんな心構えで他人に訴訟を勧めるのは、人としてどうかと思いますが。
>
>万人にとってのメリットを挙げるなら、確固たる基準ができますよね。

 「できる」は誤りです。もっとも、既にできている基準が、
Koichiro 氏には見えていないのでしょうね。

 <bob1g9$1h2s$1@news.jaipa.or.jp> における及川氏の指摘を
よく噛み締めることが、Koichiro 氏には必要です。

>> > (頼光氏を初めとする方々の批判には、その段階で初めて納得します)
>> 
>> つまり、他人がわざわざ訴訟という手間を証明だてない限り誰が何と言おう
>> と認めないよん、私を説き伏せたかったら訴訟してね、という宣言ですね。
>> 自己中というか無責任の極みというか…相当、虫のいい話ではありますね。
>
>だってわたしは直接の被害者じゃないですから。
>同じことをされたら、わたしだったら財政が許せば訴訟に出ます。

# ここではマナーとか必要性は捨てられて「訴訟」になってい
# るようですね。ですから、それに沿って述べましょう。

 そんな話が問題になっているのではありません。
 そもそも、訴訟するかどうかで言えば、日本国民にはたいてい
その権利がありますから、出る出ないという行動自体は本人の自
由です。

 問題は、その前の段階です。訴えることの前提として、訴えが
通るだろうという期待があります。そして、今の議論は、その期
待がどのくらい現実的なのかを推定するものという位置付けにな
ります。

 で、現状はどうかというと、現在提示されているデータの全て
が Koichiro 説を不支持もしくは否定しており、しかも Koichiro
氏はそれを覆すだけの論証も説明も述べられていないという状態
です。(*)
 更に言えば、Koichiro 説では問題認識すら明確になっていま
せん。

 ここから導かれる結論は、「Koichiro 説に法った訴えは負け
るだろう」であり、議論としてはそれで十分です。更に言えば、
今のような文脈で「やってみないと分からない」を言い出したと
いうことは、この推定において自説に理が無いことを自ら認めた
に等しい行為です。(**)

 要は、もはや Koichiro 氏が「納得する」かどうかは、その文
字列を書くかどうかという儀式レベルの話でしかないということ
です。

>複数の弁護士がある事例について有罪か無罪か判断するテレビ番組があり
>弁護士全員の見解が一致するというシーンはまずないわけですが
>(そういう事例を選んでたり事前に演出したりということを差し引いても)
>今回の事例も中立的に見て「見解が分かれる」に相当すると思います。
>そういう場合は然るべき人に判断を委ねることになるのでは?

 まず単なる事実として、Koichiro 氏以外の誰も、Koichiro 説
を容れていません。
 これは、Koichiro 説が間違っているか、Koichiro 説だけが正
しいか、いずれかです。
 そして、上の(*)の部分で述べた「状態」が、その背後にあっ
てのこの事実なのですから、Koichiro 説だけが正しいという可
能性はありません。消去法により、Koichiro 説が間違っている
ということです。

 その上で、「納得」という行為を立場を逆にして Koichiro 説
に対する「納得」について考えてみます。
 まず、Koichiro 氏以外が容れていないのですから、Koichiro
氏以外は Koichiro 説に納得していないということです。更に、
Koichiro 氏自身の行動が (**) に述べた通り実質的に自説を信
頼したものでは無いことから、Koichiro 氏も Koichiro 説に納
得していないということです。

 つまり、Koichiro 説は Koichiro 氏を含めて誰一人支持しな
い説であり、「分かれる」ということにはなりません。是の打ち
所の無いというレベルですね。


 さて、「中立的」に見た現状を論証しましたが、恐らく
Koichiro 氏も「中立的」でもなんでもないことに薄々感づいて
いるのではないでしょうか。データや論証のあるべき場所に、何
のアナロジーすらも成立しないテレビの話を唐突に持ち出すとい
う論理上の不自然さが、そのことを示しています。具体的には、
データも論理も無いから、せめて「それっぽい雰囲気を醸す」と
いう戦術で「中立的」ということにしたいのだと解釈すれば、こ
の不自然さをよく説明するということです。

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頼光 mailto:raikou@mug.biglobe.ne.jp
関心・専門分野:
 宗教学、歴史学、社会学、情報工学