Tsuneizumi wrote:


> 以上の結果

> (1) A時空からB時空間で、新しい時計では

> 妹と姉(M)の時間の進みは両者とも0で一致している。

> A時空からB時空間で、最初の時計では

> 妹の時計は23年進み、姉(M)の時計は少しも進まない。

> 同一人物が持つ2つの時計の進みが異なるのは矛盾である。

> 従って、相対性理論は間違っている。

>

この議論は相対論的に正しくない。

  " 妹の時計は23年進み、姉(M)の時計は少しも進まない。"

とはならない。 姉から見ると妹の時計が急速に進むだけでなく、

Mの時計も急速に進む。「姉の時計とMの時計が一致している」と言うとき、

より詳しくは、

「この慣性系のもとでは姉の時計とMの時計は"同時に同じ時刻を指す"」

ことを意味している。

この"同時に"というのは別の慣性系から見ると異る時刻に対応している。

つまり、別々の瞬間になってしまう。

姉が速度を変化したあとでは、その変化後の慣性座標系のもとでは

Mが妹とすれちがったのは、姉が速度を反転した時点より

ずっと過去のことである。時空上に張る座標をとりかえているので

こういうことが起き得るのである。



もちろん姉の経験する時間は一瞬であるからこれは、

妹のみならず、Mの時間も急速に経過して見えることを意味する。

姉にとっての一瞬のあいだにMが何年の月日が経過するかを計算するには

Mが地球を通過したのちどのように速度を反転するかによる。

相対論のもとでは普通の意味での剛体が存在しえず、

姉と同じロケットに乗っているというだけではMの運動が一意には

確定できないからである。



> T理論では時間が普遍なので、このような矛盾が生じることはない。

>

> (2) 相対性理論の異常性は、23年間の間妹が少しの時間も進まないMと

> 生活を共同できるということを考えても明らかである。

> 時間の進みの異なる物質が同一空間を占めことが可能とすれば、

> 全ての物理現象に破綻が生じるのは明らかなためである。

>

相対性理論の異常性? 間違った推論をしたので

馬鹿な結果になっただけだ。

M.S