汐崎です。
銅板について。元の提案では,あまりにも適当な条件ですので,
銅板の厚さ,広さについては議論がされるべきと思っています。
まず,本に書いてある
「使用電波の波長に比べて極めて大きな金属版」について。
アンテナでは,良く1/4λが基本の長さが指摘されますので。
80MHzで,1/4λ = 3.75m÷4 = 939cm ≒ 1m ですから。
1mに対して,充分広い円盤,又は,効果が現れる小さい半径の,
見当を付ける必要があると思います。
また,最近チタン合金をガラスに塗布したものを,
オフィスの電波遮蔽に利用することもありますので,
銅板の厚みも実験のバリエーションが期待されます。

この面の識者のアドバイスが得られたらと思う次第です。
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実験の組み合わせを考えてみます。

1.発振信号:A:サイン波,B:方形波(どちらも,duty50%)

2.発振器の周波数:A:1Hz,B:80MHz,C:連続変化
(C:は1, 10, 100, 1k, 10k, 100k, 1M, 10M, 20M, 40M, 80M の各周波数)

3.銅板置き方とフィーダ線の配置関係
3.1)銅板とフィーダ線が垂直
  A:銅板なし,B:銅板の穴を通す,C:銅板が半分の空間を遮蔽
 (Cが追加のアイデアで,このための穴加工が不要ですので追加しました。
 しかし,細かいことですが,フィーダ線面が銅板の端面との配置には
 垂直と平行の2通りあるので,この点も明記したほうが良い)
3.2)銅板とフィーダ線が平行
  A:銅板なし,B:銅板上をはわす,C:銅板を接地する
 (c:は,空間の上半分と下半分を銅板で区切るので,銅板の下側に
 大きな水槽がある場合と,単に区切った(下側も空気中)場合)が考えられます。
4.銅板の厚さ:A: 厚め, B: 薄め (値は未定)
5.4.発振器の出力電圧の選定:A:オシロ観測,B: LEDのOn/Off観測
 (Bでは,10Vとしますと,10V/600Ωから16.7mA以上は流れないので,
 LEDの電流値としては,適当と考えられます)。
 従って,出力電圧は10Vpp固定で良いと思われます。
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取り合えずの案ですので,ご意見をお願いします。
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FM: 汐崎 廣義 < H.Shiozaki >
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