汐崎です。
引用部分の原文(カバー文書でなく本文から)を以下に記します。
件名を【電気伝導の公開実験-原文】として区別しやすくしています。
【参考資料】
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「電波に強くなる(やさしい電波技術入門)」
IX部4章:「電波障害は防げるか」
4節:制御障害
第二項:電磁誘導障害と光ファイバーケーブル
---203ページ から引用
 私達は電柱や電線を見て育ちました。何の疑いも持たずに,電気は二本の線に伝わ
ることを知っています。これをもう少し専門的に表現してみましょう。そうすると電
気が電線を流れる現象は,実は電気が電波エネルギーとして二本の線の回りの空間を
伝播して伝わって行く現象であるという表現になります。この結論にはちょっと以外
に思われるでしょう。私達の見慣れた二本の電線は,実は単に電波を導く手段にすぎ
ないのです。
 導線を伝わる電流や,そこで測定される電圧というものは,電波としてその空間を
伝わる電気エネルギーを単に表現する一つの表示方法に過ぎません。専門的には,電
流や電圧は,電波エネルギーの導線上での境界条件ということになります。
 そこで,使用電波の波長に比べて極めて大きな金属板に小さな二個の穴をあけ,そ
こに二本の導線を通した構造を考えてみましょう。このとき,二本の導線に導かれた
電波は金属板で反射されるため,二本の線は,金属板の向う側まで続いていても,も
はやそこには電流は流れなくなるのです。(204ページ)
----以上は,完全な写しです(私目のミスを除いて)
上記の「 そこで。。。」以降が,後カバーの文書に,大体,同じ文で引用されおりま
す。さらに,後カバー文書を,私目が,(公開実験向けに,ほんの少し)書きな直し
たのが,電気伝導の公開実験-v2の引用部分です。
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以前から,気になっていたことなのですが,
TVフィーダ線,HPの発振器(FG),が私目の頭で結びついて,100MHz近辺ならば,波
長も約3mとなり,個人では難しいが,企業/研究所/大学なら実験の実現性がある
と思い立ったのです。
たしか,NHK番組で,(「おもしろ科学実験?」)アンテナの先にLEDがある携帯電話
の受信ランプが,おわん型の2個(パラボラアンテナの代わり)の間に複数台置き,
その位置により点灯したり点灯しない実験がありました。
この番組と先の思いつきを結びついたのが,今回の提案の趣旨です。
NHKで公開実験を受け付けてくれるかどうかは調べていないのですが,多くの賛同者
があれば,依頼できるのではと考えた次第です。