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> #昔話モード(ぉぃ


「インディジョーンズ 反動重力の謎」

1946年、ジョーンズ博士は7人の子供たちと帽子を被って遊びながら暮らしていました。
そんなある日、ジョーンズ博士の勤めている大学の映画学科で「タイタニック号が宇宙へ上がる」という映画が作られて上映されました。
皆、「そんな事は有り得ない」と言いましたが、その映画を企画していたジョーンズ博士は、その映画が忘れられなくなりました。
家に帰って7人の子供たちとラジオで白雪姫のハイホーの歌を聞いていても、タイタニックの事ばかり考えていました。
ジョーンズ博士はアフガニスタンへ行って、自分を300年待っていた人の消息を尋ねました。
遂に会えた、その人は「次の幻を見る時に来ている」とジョーンズ博士に言ってくれました。
夏、ジョーンズ博士は7人の子供たちと大きな船を借りて8人で西大西洋へ出て、魚釣りをしました。
すると、タイタニック号が海面に浮き上がって来ました。
ジョーンズ博士と7人の子供たちは、タイタニック号に乗ってみました。
すると、タイタニック号は空を飛び始め、雲の上に上がりました。
ジョーンズ博士は「飛行機よりも速いぞ」と言いました。
ジョーンズ博士と7人の子供たちは、潜水服と酸素ボンベを探して着ました。
タイタニック号は地球が丸く見える所まで上がりました。
無重力の中で7人の子供たちは「地面があんなに大きいと、立って歩けるんだ」と言いました。
タイタニック号は月が大きく見える所まで来ました。
ジョーンズ博士は「月にも地面があるぞ」と言いました。
月に着陸しそうな高さを飛ぶタイタニック号の甲板から、ジョーンズ博士と7人の子供たちは、月の山や下の地面を見ました。
そこではウサギのような宇宙人達が月の石を採掘して鉄を作っていました。
すると、ウサギのような宇宙人達は、昔ジョーンズ博士と対決した様々な人々に化けました。
ジョーンズ博士は「これは幻に違いない」と言いました。
やがて、ウサギのような宇宙人達がシャンデリアのような宇宙円盤船で地球と反対側へ去って行くと、タイタニック号は月から浮上しました。
月が丸く見えて来ました。
地球が大きく見えて来ました。
月が小さく見えて来ました。
地球の雲の下に来て、地面と水平線が直線に見えて来ました。
酸素ボンベの空気が無くなって来たので、ジョーンズ博士と7人の子供たちは、潜水服を脱ぎました。
タイタニック号は、ジョーンズ博士と7人の子供たちが乗って来た大きな船の浮かんでいる西太平洋に着水しました。
家に帰ったジョーンズ博士は「悪かった人が復活しているなんて、そんな事がある筈が無い。あれは、きっと姿の似ている良い人達なんだ」と悩み
ました。
7人の子供たちは帽子を被って遊びました。