Re: 無駄な投稿のサンプル
曽根氏には、自分が少なくとも二層になっている主張をし
てしまっていることに、自覚は無いでしょうね。で、せっか
く一方の層では正しそうなことを言いながら、視野狭窄によっ
て他方の層においてそれを台無しにしている自覚も、やはり
無いのでしょう。
修業が足りません。
In article <3F84332A.EBA6D5D3@sky.sannet.ne.jp>, Y.Sone wrote:
>露出頻度の低い人ならともかく、投稿実績の多い参加者の場合、どの Group にどう
>いう記事を書いているかという事実のほうがより確度の高い自己紹介になっています。
>
>たとえば、情報工学が専門だと思って欲しければ、fj.comp.* とか fj.net.* とか、
>そういう感じのところに専門知識を駆使した記事を投稿するのが一番です。
一段メタな層においては、「専門知識を駆使した記事を投
稿する」ことが「自己紹介」のために「一番」という主張を
しているわけですが、最後の「一番」がダメですね。
有効であることは別に否定しませんが、「一番」なんての
は曽根氏の主観に過ぎません。実際、後述するように複合技
による方法がベターですから、最大でも「二番」です。
とは言え、「正しそう」と言ってはいいでしょう。
他方、その下の層において、「情報工学」のことを計算機
系やネットワーク系の話だけだとしてしまっている点が、視
野狭窄。
「たとえば」などと書いてメッキを施そうとしているよう
ですが、記事全体のトーンがそれを裏切っていますから、そ
の他の部分で地金が見えすぎですね。(後述するように、メッ
キすら剥げてしまうのですが)
で、その「全体のトーン」が、せっかくのメタな層での貢
献を台無しにしているわけです。
>そういう努力を惜しんで
>
>> 関心・専門分野:情報工学
>
>の繰り返しだけで済まそうと思うと、
ここが、メッキが剥げている点です。
「たとえば」と、あたかも情報工学の中身を計算機系やネッ
トワーク系に限定していないふりをしていたにも関わらず、
「そういう努力を惜しんで」と、それらの話をしていないこ
とだけを判断材料にして話を進めてしまっています。
しかも、この方向に進んでしまったのは、メッキが剥げた
以上に実は決定的な誤りです。冒頭の引用部だけで止めてお
けばまだマシだったのですが、ここまで言ってしまうと、自
己と他者の区別が付かなくなってきていると言えるからです。
他者の行動戦略が自分の思う行動戦略と一致しているとい
う想定が前提になければ、このような論法は持ち出せないの
ですから。
ちなみに、「繰り返し」と妙なことを言っていますが、通
常シグネチャは固定文字列であり、あまり変更するものでは
ありません。何か勘違いしているようですね。
更に、最後に述べますが、結果オーライながら「努力を惜
しんで」は、全く誤りです。
以上、四重に修業が足りません。
>「情報工学と言っても色々あると思いますが、BIGLOBE と契約して Datula for Windows
> で Newsを読み書きする人が多いのはどの分野ですか?」
>
>とかのろくでもない質問を受ける羽目になるのが関の山でしょう。
「色々あると思いますが」と、またメッキを施しているわ
けですが、最後の「ろくでもない」とか「関の山」で、それ
が剥げているわけです。
ふりをするにしても、もう少しくらいは考えて欲しいもの
ですね。
しかも、このようなろくでもない「質問」を発しているの
は曽根氏しかいません。にも関わらず他者に仮託するような
表記をするというみっともない行為も、「シグネチャにいちゃ
もん」レベルなのですが、自覚できているかどうか。
修業が足りません。
と、曽根氏の未熟さが相変わらずであることを指摘しまし
たが、実は貢献はあるので、その点は評価しないと片手落ち
というものでしょう。
実の所、「専門知識を駆使した記事を投稿する」ことが
「自己紹介」のために『有効』というのは、実際私が今まで
営々とやってきている話であって、しかも私はそれを自覚し
ていませんでした。
これに気付いたのは、実際曽根氏の発言によるものなので
すから、怪我の功名とは言え、その点は評価したいと思いま
す。
情報工学の中でも、私の専門は人間同士のコラボレーショ
ン支援にあり、計算機やネットワークはツールとしては使い
ますが、別にそれは買ってきて使えばいい程度の位置づけで
す。私が考える点は、人間同士が意思疎通をするにはどのよ
うな情報提供が有効かという点です。
そして、この学問領域の目指すものは、例えば今曽根氏が
晒した「自己と他者の区別が付かない」症例のようなディス
コミュニケーションを排し、ある人が自分の考えを述べ、他
の人がそれを正しく受けて更に考えの完成度を高めるという
スパイラルを効率的に進められるコミュニケーションを促進
することです。
例えば、ときとして私が行う馬鹿批判などは、まさにこの
ような工学的観点からの「専門知識を駆使した」批判でもあっ
たわけです。
いや、全く気付きませんでした。
なお、上述した「ベター」な方法とは、このように「専門
知識を駆使した記事」を日ごろから投稿している上に、シグ
ネチャにおいてそれをはっきり言葉で書くという方法です。
--
頼光 mailto:raikou@mug.biglobe.ne.jp
関心・専門分野:
宗教学、歴史学、社会学、情報工学
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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