In article <blue3i$2b3q$1@nwall1.odn.ne.jp>, (困)惑(当)惑 wrote:
>>  実態の差とは、何と何の間のどのような差を指して言って
>> いるのでしょう。
>
>実際の石原氏の発言がある場合と、
>
>石原氏の発言がなかった、もしくは主旨どおりに受け
>取られる発言であった場合と、
>
>の間の、
>
>例えば
>
>http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Sunnyvale/2287/diary/d20030911.html
>「こんな奴は、本物の爆弾が爆発して死ねば、日本の
>ために良かったのだ!!」他
>
>や、
>
>http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1063205727/32
>
>のような考えが見られるか見られないか、の差です。

 そのような「考えが見られるか見られないか」などという点
を評価軸にするのは、そもそも問題の捉え方を誤っていますね。

 今の論点において意味がある評価軸は、その意見が一定のマ
スを持つかどうかということです。過半数とは言いませんが、
最低でも有権者の1割程度。これは、今の話が「考え方」の持
つ政治的影響力の問題であることを考えれば、自明でしょう。

 従って、「ある」「ない」を評価することになど、意味があ
りません。実際、データが WebLog でしかない点で、そんなも
のはネグリジブルスモールです。
 そもそも今のように WebLog を作る敷居が極めて低い状態で
WebLog を元に「ある」「ない」で評価すれば、「ある」にな
るのはまず当たり前なのですから。

>>  「差が問題」とは、具体的にどういう差のどのような問題
>> を言っているのでしょう。
>
>上記の差によって、引用部最上の「可能性の差」が生
>じる、という問題を述べています。

 「可能性」とは、「ある」「ない」よりもさらに後退した
話ですね。

 100%言葉通りに受取ったとしても、杞人の憂い以上のも
のではありません。

>>  これらの点が曖昧で意味不明です。従って、Yes とも No
>> とも言えません。
>
>以上で明瞭になりましたでしょうか?

 明瞭になりました。
 その結果、差を持ち出す話ではないということが明瞭にな
りました。プラモデルを組むのに、ナノミクロン単位の誤差
を問題にするようなものです。

 従って、問い自体がおかしいので Yes と言っても No と
言っても不適であり、二択の答えは存在しません。

>> 両者の差と、その結果生じる可能性の差において、
>> 私は発言自体を問題とする限り「擁護はあった」
>> と考えています。
>
>の、両者に差が生じる / 差を生じない、という軸です。

 所詮、差がプラモデルに対するナノミクロンレベルの話で
すから、意味が無いことを理解しましょう。

>と同様と思います。もしそうであれば私の考えるとこ
>ろは上述の通りです。

 所詮、差がプラモデルに対するナノミクロンレベルの話で
すから、意味が無いことを理解しましょう。

>私が「利用」という言葉の意味するところにおいて石
>原氏の発言を利用しているのは確かです。彼の不用意
>な発言を利用して、「取り柄のはずがない」と批判し
>ています。

 <blk9ko$2kpq$1@nwall1.odn.ne.jp> での自分でのサマリ
にすら出ていない末節部をここで持ち出すのは、良く言っ
てミスリードです。

>一方、私が主張したところの不用意な発言の「利用」
>とは、何でしょうか?

 「石原氏はテロを擁護した」という主張をすることです。

>>  ついでに言えば、下記に引用する通り、「何故なら」以後
>> の内容も誤りです。
>> 
>> In article <bljnkl$ade$6@bgsv5648.tk.mesh.ad.jp>, 頼光 wrote:
>> > 誤り1:
>> > 「政治的背景によってはテロが正統化され得」ます。これは、ロ
>> >ベスピエールの事例によって明らかです。テロとは、そんなに単純
>> >に扱える話ではありません。
>
>これは私の誤りです。ただ、石原氏の言がある場合と
>ない場合と(または実際の言がある場合と主旨どおり
>の言がある場合と)で政治的背景は変わらない、と考
>えます。

 当たり前でしょう。
 そして、そこまでスコープを絞るなら、「テロ」とは石
田宅に爆発物をしかけることであり、その行為を石原知事
は「擁護」も「容認」もしていません。

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頼光 mailto:raikou@mug.biglobe.ne.jp
関心・専門分野:
 宗教学、歴史学、社会学、情報工学