今回は行方不明=北朝鮮の拉致を問題とするつもりは無い。勿論、北朝鮮の拉致の事
実が一層国内に行方不明者が出回ることを加速させているかもしれないが。

あまりにも簡単に行方不明者が出過ぎる。これには日本の<警察力>の弱体化が影響
しているのではないかと思われるがゆえに問題としたいのである。姿をくらます方も
たやすく晦ませると思うから晦ますのであり、また<人さらい>する方も容易く人さ
らいが出来ると思うから人さらいが多くなるのである。借金苦であろうとガキどもの
家出であろうと価値判断としてこんなことはこの日本にあっていいものだろうか?あ
れこれ理屈を語るのはいいからこの結論である価値判断をどうするか、これが一番重
要である。

借金苦からであろうと親の理不尽からの家出であろうと、また、人さらいは勿論あっ
てはならないこと。こう思うのは誰でもであろう。だから、有ってはならないことを
避けるにはどうするかだけを考えればよい。他にごちゃごちゃ言う必要はない。簡単
だ。もっと警察権力を大幅に強化すればいい。すぐにでも市民生活に入り込めるだけ
の警察権を用意すればいいことである。日本人は自らを守るすべは殆ど持たない癖し
て警察を忌み嫌うだけ。昔のイメージを今でも同じように引きずっている。警察権の
横暴を避けたければその警察権をチェックする機関を重層的に準備すればいいだけ。
金がかかるって?当たり前だ。金がかかるのは。生命身体あるいは財産を守るには金
がかかるのは当たり前。あまりにも安価に生命身体自由あるいは財産の安全を手に入
れてきたこれまでがおかしいのである。

日本人はいつも平和な世界で生きていると思っている。部屋のしきりにしても障子一
枚であったり襖一枚であったり。費用をかけ無さ過ぎる。しかしこれが当たり前では
ない。今や日本のよき伝統が失われ障子や襖で自己を防衛出来る時代ではない。

話を戻そう。行方不明を避けるには警察権を大幅に増強し、市民は精神的負担とお金
を普段からかける心の準備が必要だ。

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おいらはMac@Individual.NET