RussiaとUkrineが不毛な戦争状態にあるのでrussia文学の
Karama-zovの兄弟を読んでみました
これまで読んできた文学作品は家の窓から外を見る程度の
視野の作品でしたがこの作品は社会を俯瞰する目を備えて
います
従って中国文学を除く世界の文学がこの作品のために存し
ているのではないかという気になりました
内容も尊属殺人事件を扱っており相続に関する社会制度を
考えさせる極めて深刻なものでした
沖縄は儒教の精神に従って長子相続が主流ですが聖書を読
むと籤引きで決めるとあります
Karama-zovの兄弟は三人とも生き残っているので平等に分
割しています
私はこのどれとも異る親が相続先を生前に決めるのが最も
合理的なのではないかと考えています
相続は法律が絡む微妙な領域ですが自分の家だけはそうい
った慣習に左右されずに合理的な方法を選び取りたいです
大城貴紀