フォローアップ先fj.comp.miscです。

fj.comp.databasesの記事<bkoge5$ks4$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>で
        nospam@excite.co.jpさんは書きました。
> 文字 \ から始まる文字列を LIKE によって導き出すには、
> LIKE '\\\\%' と悲惨な状況になるが、こうするしかない。

20年くらい前のCommunications of ACMに掲載されてい
たThe Telnet Songという歌を思い出してしまいました。
There is a program called telnet to get to another
CPU...という歌詞で始まるやつです。書いたのは斯界で
名の知られたGuy L. Steele Jr.。

telnetというコマンドは当時からあったのですが、なん
せインターネットなど存在しないころの話なので、接続
先に指定できるのは隣接するホストだけ。遠くのホスト
につなぐにはtelnetでとなりのホストに入り、そこから
また別のホストにtelnetし、そこからさらに別のホスト
に...という具合でした。

telnetのエスケープ文字は^^(Control-Uparrow)、接続
終了コマンドはqだったので、自ホストから隣接ホスト
へのtelnetは^^-qで終了できましたが、隣接ホストから
そのとなりへのtelnetを終了するには^^-^^-q、さらに
そのとなりのときは^^-^^-^^-^^-qといった具合にタイ
プする必要があったわけですね。

で、The Telnet Songは、1番はControl-Uparrow Qで終
わるけど、2番はControl-Uparrow Control-Uparrow Q、
3番はControl-Uparrow Control-Uparrow Control-
Uparrow Control-Uparrow Qといった具合で、n番の歌詞
はControl-Uparrowを2^(n-1)回くり返したあとにQで終
わるようになっていたわけです。歌詞が何番まであった
か憶えていないのですが、先に進むに従ってエンディン
グがだんだん伸びてきて、知らずに聞いた人はそのうち
げらげら笑い出すことになるというしかけ。

本題に戻ってエスケープの\をいくつ連続して書くかで
すが、私はCで書いたMakefile生成プログラムで\を8個
並べて書いた記憶があります。(^^;
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太田純(Junn Ohta) (株)リコー/新横浜事業所
ohta@sdg.mdd.ricoh.co.jp