Re: 個人の信仰に対する他者の意思
japan.* で探しましたが、宗教関係は、やはり見つかりませ
んでした。
というわけで、トップカテゴリを跨ぐのはあまり本意ではな
かったのですが、宗教関連の論点部分を fj.life.religion へ
移行します。
In article <bkf9rn$q7d$1@newsflood.tokyo.att.ne.jp>, Taizo Fujita wrote:
>>>死者はもうなにも語りません。その場合は遺族の主張がもっとも優先されるのは
>>>当然だとおもいます。死者の生前の意志が何らかの形で残されていれば死者の意
>>>志がもっとも尊重されますが、そうでない場合は遺族の意志が尊重されるのは当
>>>然でしょう!
>>
>> 遺族の意思を云々することが当然ではないことは、既に指摘
>> した通りです。
>>
>ですから、当然でないという事を僕はみとめていません!
それを認めないということは、個人の信教の自由を他者(親
族含む)が侵害できるということです。
次の例題について考えてみて下さい。
---- 例題 Start ----
田中玲二(仮名)は、熱心な日蓮宗の信者でした。
が、その娘の玲子(仮名)はなぜか敬虔なプロテスタントで
した。
さて、玲二の死後、玲子は次のような主張を始めました。
「父は実はクリスチャンでした。が、生前はそれを隠し、日
蓮宗の信徒として活動していたのです。しかし、死後にまで本
心を偽らせているのは耐えられません。教会に改葬します」
玲二には厳一という叔父がおり、厳一は法事なども共に行っ
ていたこともあって玲一が心から熱心な日蓮宗の信者だったと
信じています。むろん、厳一も熱心な日蓮宗の信者です。
以上の条件で、Fujita 氏は(いや、他の方でもいいんです
が)厳一となって玲子に反論してみてください。
---- 例題 End ----
--
頼光 mailto:raikou@mug.biglobe.ne.jp
関心・専門分野:
宗教学、歴史学、社会学、情報工学
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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