2003,9,5日経WEBより
  厚労相、年金改革試案を発表
  約150兆円に上る公的年金の積立金を
  徐々に取り崩して向こう95年間の給付費に充当、
  厚生年金の場合で給付水準が
  現役世代の手取り賃金の55%(現在は59%)を下回
  らないようにする。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20030905NTE2IEC0205092003.html


坂口厚労相、『年金100年計画』発表。

『100年間安心です』ってっさ。
言うほうもどうかしてるが、まともに聞くほうももっとどうかしている。
『釣りをするバカそれを見るオオバカ』てなところだろうか。

僕らが学生時代、学食じゃラーメンが30円程度だった。
新潮など雑誌は100円だ。
映画も100円で3本立てが見れた。=高円寺オデオン座。
握り寿司なら新宿に10円寿司があった。

このとき、たとえば坂口厚労省のような長期計画好きの大臣が『年金100年計画』
を発表したとする。
『150兆円金がある?』
『150兆円を毎年崩すから大丈夫?』
オランウータンのように胸をド〜〜〜ンと叩いた。

が?
その後物価はどうなりました?
ラーメンなどいまや600円〜800円はする。
雑誌は300円?
映画などだと1000円はするだろう。
寿司はくるくる寿司でも一皿100円程度はする。

1975年の政府支出は21兆円程度だ。
最近は80兆円。
たったの数十年でもこうだ。
150兆円あると言った貯金だって、数十年たてばいくらの値打ちになっていること
やら。

それを100年計画です?

100年間安心してください?

全くどうかしてやしませんか。

お話になりません。

企業経営者の方達はこの厚労省の100年計画をなんと評価なさるのでしょうか?

こんな計画で負担をドンドン上げる法律を創ろうとしている。
ドサクサ紛れに官僚が権益保持に成功するわけだ。

企業経営者の方達。

シッカリしないと左前になりますよ。