細かい話ですが……

In article <bii43j$2m4$1@bluegill.lbm.go.jp> I write:
>>PL/IはFORTRANとCOBOLとALGOLを一つにしたとどこかで聞いたような。
>>出所はよく憶えていない。
>文を行単位ではなく「;」で区切るという発想は、間違い無くalgol起源ですね。
>ただ、algolの「;」が分離記号(delimiter)なのを、
>PL/Iでは終端記号(terminator)に変えちゃった。
>「;」が終端記号であるという特徴はC言語にも受け継がれていますね。

「分離記号」を「delimiter」と訳しましたが、
「separator」の方が良さそうですね。
Pascalの開発者であるWirthがJensenと1974年に共著で出した教科書
(原田賢一訳:培風館1981)では、
「;」は「statement separator」であるとして、
「PL/Iのようなstatement terminatorではない」とまで念押ししてあります。

                                戸田 孝@滋賀県立琵琶湖博物館
                                 toda@lbm.go.jp